2014年4月15日

 昨日の参院決算委員会。 民主党の石橋通宏議員との30分の質疑があった。 テーマは沖縄振興。 石橋議員は参院民主党の若手政策通。 沖縄振興特別措置法改正の際、沖縄・北方特別委員会の委員を務めていた。 なるほど、沖縄振興策の中身にも詳しいわけだ。 

 決算の数字を切り口に、沖縄経済の課題、一括交付金のあり方、OIST(沖縄科学技術大学院大学)等について、鋭い指摘を連発していた。 それでも、揚げ足を取るような質問は1つもなかった。 終始、建設的な議論だった。

 石橋議員が強調していたのは、沖縄振興に関する決算の数字が分かりにくい点だ。 たとえば沖縄一括交付金については、ハード(公共事業)の部分が各省庁に振り替えて実施されている。 もちろん、それには理由がある。 が、全体の数字が見えにくくなっているのは事実だ。

 決算制度は財務省の管轄だ。 それでも内閣府の所掌の範囲内で、沖縄振興予算、特に一括交付金に関して、もう少し国民に見えやすい形の数字を示すことは出来るのではないか? 本日の午後、石橋委員から言及のあった決算データや過去の沖縄振興策策の総括も含め、沖縄事務局にフォローアップを指示した。

 沖縄の未来を真剣に考えての真面目な問題提起だ。 質問者が与党であろうと野党であろうと、沖縄担当大臣として誠実に対応したい。  


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」