2014年2月24日

 夜10時過ぎ。 食後の熱いほうじ茶を飲みながら、ブログを書き始めた。 友人からの電話で、ある人物の「ちっちゃな嫌がらせ」を知った。(苦笑) 

 どうでもいいけど、ちょっと見損なった。 もう一度、同じことをやったら、必ずどこかで反撃させてもらう。 「あの問題」は終わっていない!

 さて、本日の衆院予算委員会で、結いの党の某議員から竹島問題についての質問を受けた。 島根県等が主催する「竹島の日」を政府主催の行事にするべきではないかという問いだった。 領土担当大臣である自分と安倍総理が一回ずつ、答弁に立った。

 先ず、自分のほうから、日本政府の立場を丁寧に説明した。 「島根県主催の『竹島の日』式典には、00議員(質問者)も御党を代表してご出席になったと承知しています。安倍内閣全体として、諸般の情勢を総合的に判断した結果、政府から領土担当の亀岡内閣府大臣政務官が出席することとなりました。」

 こう続けた。 「政府は、島根県による『竹島の日』に関する条例制定、式典の開催等、これまでの種々の取り組みには、敬意を表しています。」

 次の一節も改めて加えた。 「竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土です。政府としては、竹島の領有権の問題に関する我が国の立場を主張し、問題の平和的解決を図る上で、有効な方策について普段に検討して来ました。」

 以下のように締めくくった。 「いずれにせよ、お尋ねの政府による『竹島の日』の制定や式典の開催については、安倍内閣全体として、諸般の情勢を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えています。」 安倍総理からも、同じ趣旨の答弁があった。

 安倍内閣の領土担当大臣として、安倍総理の外交戦略を見極め、岸田外相(=日本外交)の路線との整合性を図り、内閣全体の方針を踏まえて発信し、行動する。 当然のことだ。 改めて言う。 政府全体の総合判断で、「政務官を派遣する」と決定したのだ。 

 一昨年の12月、安倍総理から初代の領土担当大臣に任命された。 そもそも、領土担当大臣に「対外発信」の機能を持たせるのも、手足になる組織(領土・主権対策企画調整室)を立ち上げるのも本当に大変だった。

 前回のブログでも触れた。 外から勝手なことを言うのは簡単だ。 が、初代の領土担当大臣は、そんなに容易い仕事ではない。 過去1年間、領土担当相として何をやって来たのか? ここから何を目指していくのか? 領土担当大臣の過去と未来、このポストの可能性と限界について、この際(書ける範囲で)書かせてもらう。

 と思ったが、今晩はここまで。 明日は衆院沖縄・北方特別委員会の質疑がある。 役所の早朝レクが待ち受けている。 腹筋と背筋をやって、午前零時までに布団に潜り込まないと。 この続きは「初代領土担当大臣の過去と未来:その2」で。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」