2014年2月21日

 夜6時過ぎ。 大臣としての公務終了。 某議員との会食まであと30分ある。 本日最初のブログを書いてしまおう。 

 昨晩、群馬県高山村で農業を営む高校時代の同級生に折り返しの電話を入れた。 沈痛な声だった。 「あ、山本?忙しいのに悪いなあ。いや、とにかく酷い状況なんだよ。県からは被害の状況を報告するように言われているけど、除雪が間に合っていない場所には近づけない。全体の把握はまだ出来ていないんじゃないかなあ?」と言っていた。 

 「このままだと、やる気のある農家まで廃業せざる得ない状況になってしまう。政府から助けてもらわないと、どうにもならない!」とも。

 群馬県各地域を担当する地元秘書からも、被害の状況が送られて来た。 ああ、大切に栽培して来たイチゴもスイカも、ほぼ全滅じゃないか。 気の毒としか言いようがない。(ため息)

 今朝の閣議の後、古屋防災担当大臣に「群馬がいかに大変な状況に陥っているか」を説明した。 林芳正農水大臣とも言葉を交わした。 林大臣には、観測史上最大の大雪による地元農産物の被害があまりに甚大で、政府(農水省)の支援が不可欠なことを訴えた。 「いや、群馬県各地のビニールハウスが壊滅状態なんだ。この状態だと、多くの農家が農業を続けられなくなる」と。 林農水相は真摯に耳を傾けてくれた。 

 総理官邸の玄関に向かう途中で、太田国土交通大臣もキャッチ。 除雪対策等に対する国交省のサポートをお願いした。 新藤総務大臣とは、あの大雪の後の閣議が終わった後で、いち早く言葉を交わした。 「うん。オレの地元の埼玉でも亡くなった方がいる。除雪のための特別交付税による応援が必要になるね」と話していた。

 故郷群馬の農業は正念場だ。 今回の未曾有の豪雪で、山梨県や埼玉県も大きなダメージを被った。 閣僚の1人として、雪害が深刻な地域に対する政府の手厚い支援を働きかけたい。

 え? 某マスコミの記者がちょっとだけ話を聞きたいって?! 10分くらいならいいですよ。


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」