2014年1月24日

 今日、56歳になった。 あちこちで声をかけられた。 「お誕生日、おめでとう!とてもそんな年には思えないね!」と。 お世辞だとは思うが、まんざらでもない、な。(笑)

 夜。 公務を終えて大臣室を出ようとしたら、ケーキとキャンドルが登場。 大臣室のスタッフがバースデーソングで祝ってくれた。 とても嬉しかった。 よしっ、明日からも頑張ろう!!

 最近、寝る前に英国BBCのニュースを1つ、チェックすることにしている。 ブロークンイングリッシュを改善するための「無駄な努力」というヤツだ。(笑) ASEAN出張に出かける前に、たまたまBBCの「News Night」というインタビュー番組を見た。 

 この日の「News Night」のテーマは尖閣をめぐる日中の対立。 番組のゲストとして、日本を人気小説「ハリーポッター」の悪役であるヴォルデモート卿に例えて批判した劉暁明駐英中国大使と、その批判に「中国こそヴォルデモートになる可能性がある」とすかさず反撃を加えた林景一駐英日本大使が登場した。 

 2人の大使が同じスタジオに招かれたわけではない。 プレゼンターのパックスマン氏が隣接する2つのスタジオを移動して、それぞれにインタビューするという異例の形式だった。

 驚いたのは、劉暁明大使が番組の中で、何度も安倍総理を「アベ」と呼び捨てにしたことだ。 劉大使のこの態度は、とても不愉快だった。 

 安倍総理は、「日中関係は重要。問題があるからこそ対話が必要」と明言している。 自分も全く同感だ。 でも、(いくら日中政府間に政治的摩擦があると言っても)隣国のリーダーを呼び捨てにするのは、あまりに無礼ではないだろうか。 劉暁明大使が最初に「アベ」という言葉を使った直後に、司会のパックスマン氏が「安倍総理?」と聞き直していた。 そんな記憶がある。 もう一度、ネットで番組をじっくり見直してみよう。

 日本の総理を呼び捨てにするのは、中国政府の方針ではないかと言う人もいる。 事実かどうかは分からない。 が、ダボス会議のあるセッションでも、中国の有力な学者が安倍総理のことを何度も「アベ」と呼び、物議を醸したという話が伝わって来た。 このエピソードは、欧米系(?)のメディアでも取り上げられたらしい。 さっそく事実関係を調べ、改めてこのブログ(その2)で報告する。

 あ、お湯が沸いた。 熱いほうじ茶を飲み、腹筋と背筋をやってから布団に入る。 


「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」