2014年1月23日

 夜10時30分。 自宅の居間でブログを書き始めた。 今晩、スイス出張から帰国した。 ダボス会議出席中は、忙しくて「直滑降」を更新出来なかった。 が、中身の詰まった2日間だった。 安倍総理の基調講演を間近で聴き、エネルギー政策のセッションでパネリストを務め、会場を飛び回って21人の会議参加者とバイ会談をやった。 トニー・ブレア元英国首相とも握手を交わした。 ダボス会議の模様は、週末にまとめて発信したい。
 
 帰り(チューリッヒー羽田間)は、政府専用機(予備機)に乗せてもらった。 特別航空輸送隊のスタッフが、細かく気を配ってくれた。 皆、礼儀正しくて、とても親切だった。 皆さん、ありがとうございました! お陰で、疲れていた身体を休めることが出来ました。 甘利経済再生担当大臣と、機中でじっくり話せたのも嬉しかった。
 
 何度も過去のブログに書いた。 日本の航空会社のサービスは世界No.1だ、と。 特に、客室乗務員の人たちの心遣いは、他国の航空会社と全然違う、と。 日本の国会議員の1人として、これからもずっと日本の航空会社を応援していく、とも。 その気持ちに全く変わりはない。 が、そのことを断った上で、ひとつ、ホンネを書かせてもらう。
 
 行きは、羽田ーフランクフルト間の深夜便だった。 たまたま、下村文部科学大臣と同じ便になった。(ニッコリ) が、正直言って、機内のサービスは雑で、いつもの「心」が感じられなかった。 同乗していた秘書官も、きっと同じ感触を持ったはずだ。 自分はちょっとしたことで幸せになれる質だ。(笑) そんなに気難しくない。 でも、(細かいことは書かないが)「最初に説明してくれていたらなあ」と思うことがあった。
 
 機内の前方のセクションには、下村大臣を含め、「ダボスに向かうVIP」がズラリと顔を揃えていた。 そちらの対応で忙しかったのは分かる。 が、ちょっとした気配りがあれば、機内でもっとゆっくり休めたはずだ。 来年、ダボス会議に呼ばれることがあったとしたら、(本当に申し訳ないが)もうこの便には乗りたくない。 
 
 あちこちで、「日本の航空会社は世界一だ。フライトも正確だし、何より機内スタッフの心遣いが素晴らしい!」とPRしているちび政治家に、こんな印象を与えないように頑張ってください!!
 
 あ、お湯が沸いた。 熱いほうじ茶を飲む。
 

fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」