2013年12月30日

 夜。 菅義偉官房長官と電話で話した。 細かいやり取りは書かない。 が、ひと言、政界のアニキを慰労したかった。 

 「官房長官、1年間、本当にお疲れ様でした。これからも総理官邸をしっかりまとめてください!私も頑張りますから!」「うん。総理を皆でガッチリ支えていこう!」 アニキの決意は微塵も変わっていない。(ニッコリ)

 9月に参院自民党の議員会長選挙が行われた。 議員会長に選ばれた溝手顕正参院議員の下に新執行部が発足した。 脇幹事長、伊達国対委員長、山谷政審会長は、いいフォーメーションだと思う。

 何度も書いたように、この議員会長選挙で、自分は盟友の吉田博美氏と行動を共にした。 溝手顕正候補に一票を投じた。 国対時代はもちろん、3年半前にも助けてもらった鴻池祥肇先輩を応援出来なかったことは、申し訳なく思っている。(ため息) が、鴻池氏の決断でオープンな選挙になったことは、結果として良かった。 そう考えている。

 その議員会長選挙において、鴻池陣営で奮闘したのが、愛知県選出の藤川政人参院議員と福岡県選出の大家敏志参院議員だった。 厳しい情勢の中にあっても、最後までそれぞれの筋を貫いた。 愛知と福岡の皆さん、この気概に溢れた2人の政治家を、ぜひ、大事にしてください、ね! 

 議員会長選挙の後、報復人事のようなことは一切、なかった。 その証拠に藤川氏は政務官に就任し、大家氏は国会対策委員会と予算委員会で次を狙える重要なポジションを確保した。 このことがスゴく嬉しかった。 さっそく2人の携帯に電話を入れ、激励した。 「よかったねえ!益々の活躍を期待しています!」と。

 藤川氏も大家氏も3年半前に参院にデビューした。 2人とも地方議会出身。 ライバルに競り勝って、赤い絨毯まで攻め上って来た勝負師だ。 いわゆる2世議員の自分にはないものを持っている。 何より、向上心と覚悟が半端ではない。 時折、群馬県政の風雲児だった亡父の若い頃の姿と重なったりする。 好きなんだよなあ、このタイプの政治家。(ニッコリX2)  

 大家参院議員とは、先日、2人で会った。 興味のある人間とは、サシで会うのが自分の流儀だ。 昼食を食べながら、いろいろな話をした。 大家氏が麻生副総理と初めて会った時のエピソードは、実に面白かった。 

 秋の議員会長選挙のことも話題に上った。 なるほど、そんなことがあったのか。 大変だったんだ…なあ。 あの携帯メッセージの意味が、やっと分かった。(笑)

 ふうん。 大家議員と若林健太議員、長谷川岳議員は、時々、会ってるみたいだ、な。 タイプは違うけど、3人とも参院自民党の次世代ホープだ。 大家さん、健ちゃんと岳ちゃんとの関係は大事にしたほうがいい。 3人で切磋琢磨して、次の参院自民党を、いや自民党をリードしていってもらわねばならない。 きっとそういう時代がやって来る。 そのためには、選挙で生き残ることが肝要だ。 この3人の誰かに、「選挙レジェンド・山本一太」の記録も破ってもらわないと!(笑)

 藤川政人政務官とも、1月早々に会食する。 とても楽しみだ。

追伸:
1.今回の議員会長選挙の内幕を知って、忘れてはならない教訓を心の中で繰り返した。 リーダーの資質も覚悟もないと分かっている人物を、けっして組織の頭に担いではならない、と。 皆が不幸になるだけだ。 自分は本当にバカだった。(ため息X10)

2.自らの保身と嫉妬のために、ウソをついてまで部下を追い落とそうとする。 仮にこんな上司がいたとしたら、半沢直樹みたいにこう言ってやりたい。 「オレはあんたのことを絶対に許さない!10倍返しだ!!」と。(笑) ああ、何てスッキリするセリフだろう!!(笑X5) 


fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」