2013年12月14日

 夜8時過ぎ。 新幹線で東京に向かっている。 夜7時前に、地元(館林市内)で行われていた「東毛議員懇談会」に遅れて飛び込んだ。 集まっていたのは、東毛地域(太田・館林・邑楽地区)の市長、衆院議員、県議、市会議員、町会議員の面々。 到着早々、マイクを握らされた。 次のような挨拶をした。

 「7月の選挙では本当にお世話になりました。候補者自身が選挙区に3日しか戻れない苦しい戦いでしたが、皆さんのお陰で4選を果たすことが出来ました。特に、ここ東毛地区では、全てのエリアで得票率7割を超えるという群馬参院史上最高の票を出していただきました。安倍内閣の最大の使命は日本経済の再生です。その目的を成し遂げられるよう、これからも謙虚に、真面目に仕事に取り組んでいくつもりです!」

 明日の午前中、菅官房長官とまたアポを取った。 最近、毎日のように総理官邸に足を運んでいる気がする。 そうでなくても超多忙な官房長官を煩わせるのは気が引ける。 でも、内閣府特命担当大臣として、調整をお願いしたり、相談しなければならない懸案が山ほどあるのだ。 

 たとえば、沖縄振興予算、科学技術政策、IT政策、海洋政策、領土問題…等々。 だから、必要があれば、何度でも官房長官室と直に会わねばならない。 全ては安倍内閣(=国益)のためだ。

追伸:内閣府総合科学技術会議事務局のスタッフ、民間有識者議員の方々の涙ぐましい努力の積み重ねにより、(総理や関係各省の協力も得て)ようやく2つの研究開発支援プログラム(ImPACTとSIP)を創設するメドがついた。 

 この2つのプログラムを実現するため、何度、大臣室で内閣府の官僚たちと議論したか分からない。 関係各省との調整も、財政当局との折衝も本当に大変だった。 皆で力を合わせ、一生懸命、準備を重ね、一緒に頑張って来た。 プログラムの設計にも、関係部署との交渉にも、多くの時間を割いて来た。 そもそも、安倍総理から命じられた「総合科学技術会議の司令塔機能強化」という使命を果たすためのこの2つのイニシャティブは、科学技術担当大臣である自分が打ち出したのだ。  

 SIPもImPACTも総合科学技術会議が中心となり、総合科学技術会議が責任を持って運営する。 そういう仕組みを何としても作らねばならない。 それが、科学技術政策担当大臣、山本一太の責務だ。   


fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」