2013年12月9日:パート2

 夜9時過ぎ。 久々に食事を作って食べた。 ご飯、味噌汁、焼き魚、コロッケ、納豆、サラダという最強のシンプル・コンビネーションだ。 食後のお茶を飲みながら、本日3本目のブログをしたためている。

 本日の夕方。 大臣室で来日中のパトリック・米マサチューセッツ知事一行と会った。 最初から最後まで、「ブロークンイングリッシュ」で踏ん張った。(ふう) パトリック知事は、素晴らしい人物だった。 この会談については、後ほど書く。

 ここからは「悩める初代領土担当大臣:その2」の続き。 午後3時半。 領土・主権対策企画調整室の林肇室長と4人のスタッフが、大臣室にやって来た。 先日、大臣記者会見で発表した「領土・主権に関する発信強化イニシャティブ」のフォローアップ状況について説明を受けた。

 細かい打ち合せの内容は書かない。 が、すでに公表した独自のWebサイトの作成も、経済界への発信も、領土・主権に関する発信ツアーも、それぞれきちっと準備が進んでいる。 とても嬉しかった。(感謝)

 領土・主権対策企画調整室は、8ヶ月前に発足した。 先ほどから、スタッフ1人1人の経歴を丁寧に読み返しているが、常時の戦力は7名しかいない。 領土担当相肝煎りの発信強化イニシャティブを形にするため、毎日、忙しくしているに違いない。 当然、何をするにも外務省との調整を余儀なくされているはずだ。 直球しか投げられない大臣の要望に応えるのは、さぞかし大変だろう。 

 領土・主権対策企画調整室の初代室長に就任した林肇氏は、外務省のエースの1人。 第1次安倍政権では、総理秘書官も務めた。 真面目で優秀なプロフェッショナル外交官だ。 企画調整室の置かれた難しい立場をうまく調整しながら、領土担当大臣である自分の指示を着実に実行してくれている。 林室長の苦労はよく分かっているつもりだ。

 にもかかわらず、少し前に大臣室で行われたレクの際、領土・主権対策企画調整室のスタッフに厳しい注文をつけた。 「他の部局に比べると反応が遅い。もっと突っ込んで欲しい!」と。 え? 高圧的に怒鳴ったりしない。 冷静かつ優しいトーンで、自分の正直な気持ちを伝えた。 

 が、ちょっぴり後悔している。 少ない人数で、しかも不断のプレッシャーの中で頑張ってくれているのだ。 先週の夜、大臣室で開かれた有識者懇談会の意見交換会の席で、メンバーのお弁当のセットまでやっているスタッフの姿を見て、なおさらそう思った。 皆さん、キツイことを言って、ごめんなさい!(ペコッ) 

 明日の晩、企画調整室の7名(?)の職員と夕食を食べながら作戦会議をやる。 ホンネの議論が出来るといいんだけど…なあ。 あ、携帯が鳴っている。 ブロークンイングリッシュ克服プロジェクト(笑)の件だろうか?

追伸:今の構図を考えれば、これからも領土担当大臣と事務方との綱引きは続くだろう。 が、粘り強く、丁寧に、1つ1つのステップを積み上げていく。 安倍総理のためになる(=国益に繋がる)と信じることはやる。 反発は恐れない。 これでも政治家の端くれだ。  


fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」