2013年11月30日:パート2

 夜。 新幹線で高崎に向かっている。 このブログの読者には、とっくに知られている事実がある。 それは、山本一太が欠点だらけ(=弱点だらけ)の人間だということだ。 自分で言うのも何だが、人格者にはほど遠い。(ガクッ) どれだけ多くの人に迷惑をかけて来たか分からない。(反省X10) 

 ただし、欠点ばっかりの自分にも美学はある。 自らの保身だけ考えて、コソコソ逃げ出すことだけはしない。 最高にカッコ悪いもの。

 それはそうと、実際の年齢(55歳)より若く見られることが多い。 「え?50代の半ば?!一太さん、とてもそんな年には見えませんよ!」 半分お世辞だとは思うが、あちこちでそう言われる。 

 実年齢より若く見られる理由を考えてみた。 何と言っても最大の要因は「精神年齢が低い」ことだと思う。(笑) けっして褒められたことではないが、心の中に、幼児のようにワガママで、自分勝手で、無邪気(と言えば聞こえはいいが…)な部分が残っている。 この「大人になり切れない病」が、どうしても治らない。(ため息)

 が、だからこそ、自分には「他の人間の本質」を見抜く直感力(いわゆる子供力)があると信じている。 うまく説明出来ないが、その人の「魂」がきれいなのか、それとも濁っているのかが感じ取れるのだ。 

 「魂」は、性格や人格より深いところにある存在だ。 そして「魂」の透明度は、家柄や生まれ、育った環境とは関係がない。 努力では絶対に変えられない。 恐らく「生まれつきのもの」だからだ。

 不思議なことに、自らの「魂の検知機能」を補強する具体的なデータも手元に集まって来る。 「直滑降ブログ」は情報収集アンテナの役目も果たしている。

 中島みゆきの「空と君との間には」の歌詞ではないが、自分は数々の「正体」を知っている。 ウソをつけないから、何となく態度に出てしまう。 それだけに、時々、けっして口に出してはならないセリフが心に浮かんでは消える。 「ああ、どうして気がつかないんだろう。なぜ、あんな…」(ため息X2) 

 その度に自分自身に言い聞かせる。 「それだけは言ったらダメだ!いろいろな意味でいいことは何もない!」と。 だいいち、卑怯なやり方で他人の足を引っ張ると、必ず自分自身に跳ね返って来る。 亡母もよくそう言っていた。

 あ、もう高崎駅か。

追伸:天才漫画家、荒木飛呂彦氏の人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」に、アトムとかいう「他人の魂を読み取るスタンド」が登場したのを思い出した。 「魂はけっしてウソをつかない」というセリフも。 あのスタンドが使えたら、どんな権力闘争も生き残れるだろうなあ。(笑X2) 

 
「fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」