2013年10月26日:パート2

 一昨日、公務の合間に鴻池祥肇参院議員の議員会館事務所を訪ねた。 鴻池氏は防災担当大臣、官房副長官、参院予算委員長等を歴任した参院の重鎮だ。 鴻池国対委員長時代には、副委員長として仕えた。 義理・人情に厚くて、豪放磊落。 とても魅力的な人物だ。

 前回の参院自民党議員会長選挙では、溝手顕正候補(現議員会長)に1票を投じた。 急遽、立候補した鴻池先輩のことは、応援出来なかった。 議員会長選挙の後も、電話では何度かやり取りしていた。 さっぱりした性格の鴻池氏が、会長選挙の経緯に全くこだわっていないのも分かっていた。 が、直接会って、自分の気持ちを伝えたかった。

 鴻池参院議員の目を真っすぐ見ながら、こう言った。 「鴻池先生、ずいぶんお世話になったのに、議員会長選挙は応援出来なくて申し訳ありませんでした。でも、私は鴻池先輩のことが、国対時代から大好きなんです!それは誤解しないでくださいね!」 それを聞いた鴻池氏は、「何や、それは!じゃあ、キスでもしよーか!」と笑っていた。

 立候補に至った真相も話してくれた。(思ったとおりだ、な。) が、外にはけっして漏らさない。 ひとつハッキリしていること。 それは、鴻池祥肇氏が自らの美学を貫いたということだ。 ガッチリ握手をして、事務所を後にした。

 けっして他人の悪口を言わない鴻池参院議員が、あることにとても怒っていた。 その気持ち、本当によく分かる! 本当に…!!

追伸:
1.以前のブログにも書いた。 人生なんてあっという間だ。 好きな人には、好きだと言っておかないと。

2.つくづく思った。 「保身のために恩義を踏みにじる人間は最低だ」と。 「優柔不断の政治家ほど、始末に負えないものはない」とも。(ため息)

 
fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」