2013年10月2日:パート3

 午後2時30分。 名古屋から宇治山田に向かう近鉄特急の車中にいる。 東京は雨だったのに、こちらは晴天。 夜も冷え込むことはなさそうだ。(ホッ)

 4泊5日の米国出張を振り返ってみる。 シリコンバレーのIT企業でも、ベンチャー企業家との懇談でも、サンフランシスコ市役所でも、ロサンジェルスのスペースX社の視察でも、ローラバッカー下院議員とやり取りする際も、全てブロークンイングリッシュで通した。 通訳はほとんど使わなかった。 

 苦しかったが、成果はあったと思う。 どんなに下手な英語でも、自らの言葉で表現しようという熱意が、相手の話から1%でも情報を引き出そうとする姿勢が、会話のリズムを作り、共感を生み出すからだ。 通訳を通した瞬間に、言霊が消えてしまう。 漫画「ワンピース」ではないが、言葉に覇気がなかったら、他人の心を動かすことは出来ない。 

 だいいち、サマーダボス会議で学んだ事実を、シリコンバレーで再確認した。 「世界の共通語はブロークンイングリッシュだ!」と。(笑)

 10月6日(日)から8日(火)まで京都で開催される「第10回科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」(STSフォーラム)に、科学技術担当大臣として参加する。 各国の科学技術担当大臣を集めたセッションで議長を務めたり、昼食会をホストしたりする予定だ。 これも全て、得意の(?)「ブロークン・イングリッシュ」でやらせてもらう。(キッパリ) ええい、なるようになれ!!(笑X2)

 目が疲れた。 次回のブログに続く。


fs山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」