2013年9月11~12日

 9月12日午後3時過ぎ。 大連から成田に向かう飛行機の機中で、Macのキーボードを叩いている。 機中の食事(昼食)は、かなり美味しかった。(ニッコリ) 航空会社の競争力は、様々な要素で決まる。 が、少なくとも、フライトスケジュールの正確さ、客室乗務員のサービス、機中食は、日本の航空会社が一番だと思う、な。(キッパリ)

 さて、9月12日の昼から13日の午前中まで、中国の大連で開催されている「サマーダボス会議」に出席した。 毎年、天津と大連で交互に開催されている「サマーダボス」に、日本の閣僚が参加するのは初めてのことだ。 強硬日程だったが、無理して足を運んだだけの価値はあった。 科学技術政策、IT政策担当大臣としても、政治家としても、様々な収穫があった。

 「サマーダボス」でのスケジュールをざっと振り返ってみよう。 会議の会場(大連国際会議場)に到着したのは昼12時。 大臣秘書官と内閣府スタッフは、会議場内へのアクセスを許されていない。 今回のダボス会議にびったりと同行し、活動をサポートしてくれた日系2世の企業経営者、通訳と3人で会議場に入った。 ダボス会議のボードメンバーで、日本のベンチャー企業への支援にも熱心に取り組んでいるカリフォルニア生まれの「斎藤ウィリアム浩幸氏」のことは、改めて書く。

 先ずは、昼食のビュッフェが行われる巨大なラウンジ・スペースに向かった。 世界中からこの会議に参加しているグローバルリーダーたちが、食事のために集まる空間だからだ。 このラウンジでテーブルを確保してから、パネリストとして参加した「IT政策に関するセッション」の会議室に入るまでの90分が、とても中身の濃い時間だった。

 斎藤氏から、次々に常連の参加者を紹介された。 ハーバードビジネスレビューの編集長、香港の有名な投資家、ヨーロッパの元大臣、グローバル企業のCEO、タイの財閥企業の社長…等々。 日本から来ていた著名な企業人、ジャーナリスト、研究者とも言葉を交わすことが出来た。 「大臣、世界の共通語はブロークン・イングリッシュ(不完全な英語)なんですよ!(笑)」という斎藤氏の言葉に励まされ、ガンガン話しかけた。 手持ちの名刺があっという間になくなった。

 あ、飛行機が降下を始めた。 間もなくシートベルトサインが点灯する。 この続きは、次回のブログで。 最初のセッションに関するエピソードは、ぜひ、紹介させてもらいたい。(笑)

  
山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」