2013年9月1日

 午後5時過ぎ。 新幹線で地元に向かっている。 本日(日曜日)は、朝から「総合防災訓練」があった。 全閣僚と秘書官が、防災服で総理官邸に集合。 閣議の後、総理と防災担当相による記者会見(訓練)があった。 日本政府は、東日本大震災の際の「パニックと混乱の対応」を、2度と繰り返してはならない。 そのことを、改めて強く胸に刻んだ。

 午前9時30分。 大臣室で米国のローラバッカー下院議員を団長とする7名の議員団と懇談。 科学技術から宇宙、ITに至るまで、幅広い政策分野について意見を交わした。 とても有意義な会合だった。

 明後日(9月3日)から、2泊3日でフィリピンを訪問する。 目的は2つ。 1つは、沖縄担当大臣として、クラーク及びスービック米軍基地の跡地利用の状況を視察することだ。 沖縄における米軍基地返還後の跡地利用計画を考える上で、フィリピンの状況を見ておくことには、大きな意味がある。 

 2つ目は、領土担当大臣、海洋政策担当大臣としての意見交換と発信。 尖閣と南シナ海において、日本とフィリピンは同様の問題を抱えている。 「領土と主権に関する有識者懇談会」の報告書にも、関係国との連携強化が唱われている。 領土問題に関する対外発信は、領土担当大臣としての重要な役目だ。 

 現地の日本大使館を通じて、国防大臣と外務大臣にアポを申し込んだ。 国防大臣との会談は決定した。 が、外務大臣との日程調整は、うまくいかなかった。 いったん外相との会談もセットされたと聞いていたが、大使館とフィリピン政府との間に情報の行き違い(?)があったらしい。 結局、調整がつかなかったという連絡が来た。(ガクッ) とても残念だった。 フィリピン外相とは、近い将来、ぜひ、どこかでお目にかかりたいと思う。 

 あーあ、米国ジョージタウン大学留学時代のフィリピン人脈を、もっと大事にしていればよかったなあ。(後悔)

 あ、間もなく高崎駅のアナウンス。 次回のブログに続く。 

 
山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」