2013年7月17日:パート3

 7月13、14、15日と、3日続けて地元選挙区(群馬)に入った。 各地域の遊説でマイクを握り、街頭演説会や個人演説会で「山本一太への支持」を訴えた。 あちこちで、熱いアピールを炸裂させた。

 応援弁士がしゃべっている間に、集まってくれた方々と握手を交わす。 どの場所でも、こう言って励ましてくれる複数の人たちがいた。 「一太さん、公明党です。皆で応援するから、頑張ってくださいね!」

 今回の参院選挙では、友党の公明党が早々に「山本一太候補予定者の推薦」を決めてくれた。 「とても感謝している」とその日のブログに書いた憶えがある。 連立政権のパートナーである公明党の支持者の方々からの激励の言葉はスゴく嬉しいし、心強い。 同時に、各地の演説会場で声をかけられる度に、心苦しい気持ちもする。

 自らの演説の中で、「今回の選挙の目標は、連立を組む自民党と公明党の議席を合わせて過半数、出来れば安定多数を獲得することです!」とは言えても、自民党公認候補として「公明党の比例区の候補者に言及する」ことは出来ないからだ。 

 もともと不器用な自分は、二枚舌を使えない。 その意味で言うと、(票が欲しいために?)公認をもらっている政党の政策と違うことを平然と言い切る候補者って、絶対に信用出来ないと思ってしまう。(苦笑)   

 地方区はもちろん、比例区においても、自民党の候補者たち(現職だろうと新人だろうと)が、当選を目指して必死に戦っている。 しかも、そうした仲間たちを支持している組織や団体のほとんど全てが、群馬地方区で山本一太を推薦してくれている。 特定の自民党候補の支援を決めている組織や団体の会合に呼ばれた場合を除いて、(いろいろ思いはあっても)誰か1人の自民党比例候補の名前を言うことも、出来るだけ控えるようにしている。

 公明党との選挙協力については、選対幹部、特に全幅の信頼を寄せている南波選対事務長代行と須藤幹事長に全てお任せしている。 具体的なことは分からないが、何らかの(ウィンウィンの)連携の仕組みを相談してくれているに違いない。

 それでも、政治家の直感として思う。 山本一太の選挙に関して、昨年12月の衆院選挙と同じレベルの協力はいただけないだろう、と。 その感覚を踏まえつつ、公明党支持者の皆さんに、自分の率直な気持ちだけは伝えておきたい。 

 マスコミ各社の報道では、「現職の山本候補がリード」という分析が多いようだ。 が、世の中に、楽な選挙などというものは存在しない。 苦しい時に、友党から推薦をいただいた。 とても有り難いと思っているし、このことは忘れない。

 皆さん、投票所で1票目を投じる時、ぜひ、各党の候補者の政策や実績を冷静に見比べてください。 日本復興の正念場である次の6年間で、私より活躍出来ると思う候補者がいるとしたら、それは仕方がありません。 が、もしそういう候補が見当たらなかったら、ぜひ、山本一太と書いてください。 素直に、真っすぐお願いします!    


山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」