2013年6月19日:パート5

 午前零時過ぎ。 先ほど、友人と電話で話をした。 「なるほど、この10数年、仕事でもプライベートでも、いろいろなハードルを乗り越えて頑張って来たんだなあ…」 そう思って、ちょっぴり感動した。 あることについて、自分の見方も話しておいた。 

 こんなにカッコよく年を重ねているひとは、なかなか見当たらない。 それに比べて、山本一太の進化スピードの遅さに愕然とする。(ガクッ) 何しろ、精神年齢が、29歳で止まったままですから、ね。(笑)

 「奇跡は偶然には起こらない。強い意志と周到な戦略とリスクを恐れぬ覚悟があって初めて実現する。」 何て説得力のある言葉だろう。

 人生は辛いことも多いけど、面白い。 「ああ、ここまで生きて来た甲斐があった!」「人生も捨てたもんじゃない!」 最近、よくそう思う。 政治には、短距離ランナーの瞬発力が必要だ。 が、人生に関しては、長距離ランナー型へのモードチェンジを試みている最中だ。 生き方を変えるのは、なかなか難しいけど…。(苦笑)

 さて、明日の午前10時から、第1回の「科学技術イノベーション予算戦略会議」をやる。 会議の議長は、科学技術政策担当大臣である自分が務める。 総合科学技術会議事務局の統括官、民間議員3名、各府省の科学技術予算の担当者等が内閣府の会議室に集まる。 

 安倍総理からは、総合科学技術会議の「予算、権限を含む抜本的機能強化」を指示されている。 総理からの要望は、何としても実現しなければならない。 この「新たな協議メカニズム」の創設は、総合科学技術会議の科学技術政策をめぐる司令塔機能(=科学技術予算に関する総合調整機能)を高めるための重要な柱の1つだ。

 この会議は、総合科学技術会議が主導する。 が、経済再生本部のスタッフにも参加してもらうことにした。 甘利経済再生担当大臣とは、今後もしっかりと連携を保っていきたい。

 さあ、もう一杯、野菜ジュースを飲んで、腹筋と背筋をやる。

追伸:
1.「羨望と嫉妬」に関する精神医学の論文を読んだ。 人間は「嫉妬」の感情からは逃れられない。 ましてや、政治は権力闘争の世界。 嫉妬とやっかみが渦巻く空間だ。

 それでも、安倍内閣の他の大臣には、全く嫉妬を感じない。 逆に活躍を見るのが嬉しい。 ワクワクする。 理由はシンプル。 安倍内閣(=安倍総理)にとってプラスになるからだ。 たとえば、意気に感じて安倍首相を支えている田村厚生労働大臣、新藤総務大臣、小野寺防衛大臣には、どんどん表舞台に出て欲しい。 3人とも、自民党のスター政治家になってもらいたい。 それが安倍内閣の存在感を高め、国民からの支持を増やすことに繋がる。 

 まあ、連日のようにTVニュースの画面に登場する田村大臣、新藤大臣、小野寺大臣の「初入閣三羽ガラス」は、現時点でも山本一太より何倍も有名だと思う。 あんまり離されないように、しっかりついていかないと! 

2.陰で誰かの足を引っ張ったら、必ず恨みを買う。 そして、どこかで必ずしっぺ返しに遭う。

3.最後の砦は、恐らく陥落した。(残念X10)


山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」