2013年6月5日

 夜9時過ぎ。 つい先ほど帰宅。 これから夕食の準備をする。 その前に、急いで本日最初のブログを書いてしまおう。 5月29日の「参院沖縄・北方特別委員会」の質疑の中身を簡単に紹介したい。

 この日の質疑者は7名。 民主党の徳永エリ議員、尾辻かな子議員、公明党の横山信一議員、みんなの党の江口克彦議員、生活の党の主濱了議員、共産党の紙智子議員、社民党の山内徳信議員だ。 岸田外務大臣も出席した。 質問の分量は、外相のほうが多かった気がする。

 徳永エリ議員は、(前回の質問に引き続き)北方領土問題を取り上げた。 北方四島交流のあり方について議論した。 確かにスポーツ交流や文化交流は効果的な方法だと思う。 徳永氏から提案のあった「札幌国際短編映画祭」での北方領土問題のPRに関しては、事務方にフォローさせている。 沖縄でも、北方対策でも、委員会での建設的な意見や提言は(与野党に限らず)積極的に活用させてもらう。

 尾辻かなこ氏は、沖縄県でのHIV感染者及びエイズ患者の報告数が人口比で全国でも多いことを指摘。 正直言って、この問題はよく知らなかった。 改めて調べてみたが、国は沖縄県を重点都道府県に選定し、自治体を集めた連絡協議会等を通じて技術的助言を行っている。 NGOと連携して普及啓発イベントを実施している那覇市のコミュニティーセンターには、どこかで一度、足を運びたい。

 公明党の横山信一議員からは、「北方対策担当大臣として、ぜひ、北方四島を訪問して欲しい」という要請を受けた。 参院選後になってしまうと思うが、何とか日程を調整し、四島交流事業に参加したいと考えている。

 みんなの党の江口克彦議員には、河野談話についての考え方を聞かれた。 大臣を辞めたら、こっそり山本一太個人の意見を聞かせてほしいとも。 江口議員のような人が、「直滑降ブログ」を読んでくれている。ちょっぴり嬉しい驚きだった。

 生活の党の主濱議員の質問は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)について。 OISTの研究成果を沖縄振興にどう波及させようとしているのか、と。 とても大事な視点だと思う。

 共産党の紙智子議員によると、根室市にある2つの高校のうちの1つに、存廃の議論が起こっているらしい。 その高校を日露の若い世代の交流に役立てる方策を考えるべきではないかという話だった。 この地域が今、どんな状況で、どんな方策が可能なのか? 事務方に調べさせている。

 社民党の山内徳信議員からは、「沖縄の認可外保育園に対する防音対策事業に関して、防衛大臣に働きかけて欲しい」という要望があった。 「沖縄担当大臣として、ご意見はしっかり小野寺防衛大臣に伝えます!」と答えた。


山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」