2013年5月7日:パート2

 夜9時。 洗ったイチゴをほおばりながら、再びパソコン画面に向かっている。 やっぱり、炊きたてのご飯は美味しい。 スマイルしゃもじで、大盛り2杯! ちょっと食べ過ぎちゃった、な。(ふう)

 自民党が参院選挙の全国世論調査をやったという噂を聞いた。 事実関係をいちいち調べるつもりはない。 が、1つハッキリしていることがある。 それは、今、調査をしたら、間違いなく自民党に有利な数字が出て来るということだ。 恐らく民主党や維新の会も独自の調査を実施している。 同じ流れをキャッチしているに違いない。 

 そりゃあ、そうだろう。 安倍内閣の支持率は7割。 自民党の政党支持率も、近年では最高レベルに達している。 低迷を続ける民主党との差は大きく開いている。 維新の会も伸び悩んでいる。 加えて、1人区における野党の選挙協力は、お世辞にもスムーズにいっているとは言い難い。

 ただし、(過去のブログにも書いたが)このままの状況で夏の参院選に突入出来るなどとは、けっして思わないことだ。 自分も含め、全ての候補者は、次の2つのことを心に刻んでおく必要がある。

(1)参院選挙の投票日までに、何度か風が変わる。 いわゆる「爆弾低気圧」が発生したら、10%や20%のリードなんて一気に吹っ飛んでしまう。 逆風になっても戦える態勢を作らねばならない。

(2)現時点で野党の候補者が決まっていない選挙区にも、選挙公示までには必ず対抗馬が擁立される。 参院地方区に候補者を立てることは、その党の参院比例区の票の掘り起こしになる。 それより何より、次の衆院選挙に直結するのだ。 現時点で形勢が不利だからと言って、(よほどのことがない限り)野党が一定の得票を期待出来る選挙区に候補者を立てないなどということをするワケがない!

 それでも、世論調査のデータは、現時点で候補者が直面する現実を否応無く突きつけてくる。 世論調査のシステムは、年々、進化している。 2000以上のサンプルによる調査なら、選挙結果をかなり正確に予測出来る。 そして、世論調査の数字は、多くのことを語る。 現職であろうと新人であろうと、その候補者が地元でどれだけ認知されているのか? どれだけの人に支持されているのか? 一目瞭然に分かってしまう。

 群馬県地方区の現状のデータは、(あったとしても)見ないことにしている。 次の2ヶ月で情勢は大きく変わり得るし、6月に入れば、嫌でもあちこちから様々な数字が飛び込んで来るからだ。 あらゆる手段を駆使して、ここから「候補者山本一太」を群馬県全域に浸透させる。 選挙に向けて、毎日、少しずつでも数字(有権者の支持率)を伸ばしていかないと!

追伸:6年前、第1次安倍内閣の下で行われた逆風の参院選挙で、自民党は惨敗を喫した。 1人区は6勝23敗。 複数区でトップ当選した自民党候補もほぼゼロ。 1人区で当選した6人のうち、大差で勝ったのは3人。 そのうち、前回選挙から大幅に票を伸ばし、相手候補に30万票の差をつけて再選されたのは、山本一太だけだった。 当然、得票率もトップだった。

 今だから言うが、当時の総理官邸の分析(世論調査のデータ等)でも、自民党候補者の中では、群馬地方区の山本一太が(最初から最後まで)断トツで先頭を走っていた。 公示前も公示後も、国民新党の候補者(民主党が推薦)との差が縮まることは、ただの一度もなかった。

 それでも、ある週刊誌の選挙予測では、山本一太に白三角のマークが付けられた。(逆にありがたかったが…(笑)) 選挙前と選挙中に掲載された新聞各紙の情勢分析では、群馬地方区の欄に「山本一太候補が安定」と書かれた。 それでも、他県には、「独走」とか「盤石」とか、より強い表現で圧勝を予想されていた現職候補もいた。 でも、フタを開けてみると、自分のほうがずっと強かった。

 その時、改めて確信した。 いわゆる選挙スペシャリスト(?)のもっともらしい選挙情勢分析より、コストをかけた世論調査の数字のほうがずっと正確だ、と。 あ、もうこんな時間か。 これから300字の原稿を書く。
 

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」