2013年4月22日

 夜9時。 少し前に夕食を食べ終わった。 食後のフルーツ(イチゴ)も美味しかった。 今晩のメインディッシュはヒレカツ。 栄養補給はバッチリだ。

 今日から参院予算委員会が始まった。 7時間コースの基本的質疑(テレビ中継入り)の第1日目。 総理を含む全閣僚出席の審議だ。 山本特命担当大臣への質問はなかった。 が、これからも(質問通告があろうとなかろうと)一切、気は抜かない。 明日も、イマジネーションを働かせて「不測の事態」に備える。

 さて、なかなかブログに載せる暇がなかった4月11日の衆院内閣委員会(正確に言うと内閣委員会と総務委員会の合同審査会)の質疑の内容をまとめて掲載する。

 公明党の濱村進議員から、トラストフレームワークに関する質問を受けた。 とても真面目で、勉強熱心な新人議員だ。 2人の質疑の中身は以下のとおり。  

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4月11日(木)衆議院・内閣委連合審査会(公明)濱村進議員
議事メモ<抜粋>

(濱村議員)
 時間も少なくなってまいりましたので、最後の質問になります。マイナンバーは、電子政府の取り組みを進める中で、第一歩の取り組みかという風に考えております。電子政府を推進して、積極的に国民に利用してもらうためにも、利便性は生命線であるという風に認識しております。

 そのためにも、個人認証レベル4の定義の見直しや、今回設置されます、特定個人情報保護委員会から、将来的には、個人情報保護委員会の設置なども含めてですね、環境整備こそが必要となってくるかという風に考えます。政府が電子政府を進めるために、政府認証型のトラストフレームワークのようなものを納入して頂くというようなこともぜひ考えて頂きたいと思いますが、山本大臣にご所見をお伺いさせてください。

(山本大臣)
 IT担当大臣としてご答弁申し上げます。おっしゃったとおり、国民に利便性の高い電子政府の推進、これはもう、IT政策の観点からは重要だという風に認識しています。今おっしゃったご指摘のトラストフレームワークというのは、IDを発行し、IDに紐付くパーソナルデータを提供する機関とか、あるいはその機関からパーソナルデータの提供を受けてサービスを行う機関を認証し、これを監査すると、こういう仕組みのことをおっしゃっているんだという風に認識しております。

 確かに、民間のIDを電子政府で活用するには、こういう、今、議員がおっしゃったような、トラストフレームワークは必要だという風に私も理解してます。他方、トラストフレームワークの活用に関しては、もうご存じだと思いますけども、認定、あるいは監査する主体の位置付けをどうするのかだとか、認定方法とか、責任の分界点の問題とか、運営コスト等、解決をしなければいけない課題もあるということですが、電子政府利便性を向上させるためにも、色々な方策が考えられると思いますけれども、今日のご指摘ご提案も含めて、幅広く議論させて頂きたいと思います。

(濱村議員)
 前向きなご答弁ありがとうございます。先ほど大臣におっしゃって頂いた通りでございますけども、トラストフレームワークというのは、日常使っているID、これ国民の皆様が普段使っているIDをですね、まったく別のサイトでも流用できるような、そういった仕組みでございます。簡単に申し上げております。ただ、問題点としましては、責任範囲であったりとか、その契約範囲をどう定義するのか、あるいは仮に、そこで紛争が起きた場合、どのように解決していくのか、こういったことをですね、しっかりと定義して、解決していく、そういった仕組みのことを言っているわけでございます。

 実は、アメリカの政府におきましては、オープンアイデンティティトラストフレームワーク、こういったものを推進しているわけでございまして、ぜひ日本におきましても、研究を重ねて頂いたうえで、同様の仕組みを設置して頂きたいという風に思います。まだまだ、ご質問させて頂きたい点もございますけども、時間となりましたので、終了させて頂きます。ありがとうございました。
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山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」「マルガリータ」「かいかくの詩」