2013年3月19日:パート2

 夜。 熱いほうじ茶を片手に、パソコン画面に向かっている。 今日もあっという間に終わった。 ざっと日程を振り返ってみよう。 朝8時から15分の閣議。 8時20分からは(全閣僚出席の)沖縄政策協議会に出席。 沖縄振興予算について報告した。 続けて、政策協議会小委員会(固定メンバーは官房長官、沖縄担当大臣、外務大臣、防衛大臣、沖縄県知事の5人)の初会合。 率直な意見交換が出来た。

 午前9時25分から9時45分まで、閣議後記者会見の事前打ち合せ。 午前10時から参院法務委員会に委員として出席。 法相の所信表明を聴いた。 午前10時半過ぎに内閣府庁舎内で記者会見。 閣議で了承された沖縄公庫の出資に関する政令改正について報告した後、先週末の科学技術フェスタの反響、今週末に予定している沖縄出張の日程等についてコメントした。

 午前11時30分。 自民党本部に到着。 研修のために上京した「館林りぶる会」(自民党女性部)で挨拶した。 そのまま昼の参院内閣委員会に直行。 内閣府特命担当大臣としての所信を述べた。 午後2時から2つ続けて大臣レクをこなし、午後3時に渡海紀三朗・自民党衆院議員の議員会館事務所を訪ねた。

 渡海紀三朗氏は、自民党における文部科学分野の重鎮の1人。 文部科学大臣、教育再生担当の首相補佐官を歴任し、現在は衆院科学技術イノベーション推進特別委員長を務めている。 過去、科学技術政策をめぐって自民党内でどんな議論が行われて来たのかも熟知している。 科学技術政策全般において、就任3ヶ月目の科学技術担当大臣なんかより、ずっと詳しい。 

 それでも、渡海先輩は、熱心に耳を傾けてくれた。 相変わらず、親分肌で、温かい人柄だ。 詳しい議論の中身は書かない。 が、改めて思った。 安倍総理からの「総合科学技術会議の司令塔機能を抜本的に強化して欲しい」という指示を実現するためには、党のキーパーソンである渡海委員長の理解と応援が欠かせない、と。 総合科学技術会議や産業競争力会議での議論の進展を見ながら、また渡海事務所に足を運ぶつもりだ。

 総合科学技術会議が司令塔としての機能を高めることに関しては、各省にもそれぞれの立場や思惑があると思う。 が、安倍内閣総理大臣が再三、強調している次の方針は忘れないで欲しい。

「総合科学技術会議の司令塔機能については、(省庁の枠を超えて)権限、予算両面でこれまでにない強力な 推進力を発揮出来るよう、抜本的な強化策を具体化すべく検討してもらいたい。」

 総合科学技術会議を担当する内閣府特命担当大臣としての自分の使命は、上記の安倍首相の意思をきちっと反映した機能強化を実現することだ。 これ以外にはない。


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