2013年3月3日

 夜9時。 宮古島から羽田に向かう飛行機の機中からのブログ。 大臣就任後4度目となる沖縄出張(石垣島と宮古島)の2日目の最初の日程は、仲井眞知事との朝食懇談会だった。 午前7時から約1時間、沖縄振興策を中心に意見交換した。 とても有意義なミーティングだった。

 そこからは怒濤のようなスケジュール。 石垣製糖工場、川平湾、泡盛工場、ミンサー織工房、バイオベンチャー企業の視察、八重山圏域市町村長等との昼食懇談会、石垣港視察と続いた。 

 製糖工場で、沖縄の離島におけるサトウキビ産業の重要性を再認識した。 川平湾の風景は、曇り空の下でも美しかった。 泡盛工場では、ひとなめしただけの試飲でカッと熱くなった。 ミンサー工房では、92歳と82歳の会長ご夫妻が、ずっと手をつないでいたのが素敵だった。 

 ミドリムシを使った健康食品の開発とジェット燃料化を研究しているバイオベンチャー企業には、大きな可能性を感じた。 さっぱりした味の「ミドリムシ・クッキー」は、意外と美味しかった。 八重山圏域代表者との昼食会では、出席者1人1人の質問や意見を真剣に聞いた。 出来る限り丁寧に、誠実にコメントした。

 石垣港視察の後、石垣空港に移動。 午後2時過ぎのフライトで宮古島に飛んだ。 宮古でも、分刻みの日程が待っていた。 伊良部架橋、平良港、地下ダム、メガソーラー実証研究設備を次々に視察。 締め括りは、宮古圏域市町村長等との夕食懇談だった。 夕食懇談でも、一生懸命、答弁した。 真剣に取り組んでいる姿勢は、きっと伝わったと思う。 それにしても、宮古島の海は、本当に綺麗だった。

 沖縄は今日も肌寒かった。 風も強かった。 建設中の伊良部架橋の現場が寒かったのなんの! が、最初から最後まで、半袖の「かりゆし」で通した。 ほとんど我慢大会だ。(笑) 冬の街頭演説で鍛えていなければ、とても耐えられなかっただろう。 それでも、全ての日程に意味があった。 政治家だもの。 実際に現場を見ないと臨場感が湧かない。

 あと10分で、シートベルトサインが点灯する。  


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