2013年2月21日:パート4

 2月20日の参院予算委員会。 自民党の質問の後は公明党。 山本香苗氏が再生医療問題を取り上げた。 科学技術担当大臣としての見解を求められ、答弁した。 直後に、「山本大臣、テーブル衝突事件」(笑)が発生した。 質疑の内容(議事録全文)は以下のとおり。
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2月20日 参議院予算委員会 (公)山本香苗議員
質疑録<抜粋>

(山本香苗議員)次に再生医療についてお伺いしたいと思います。今年度の補正予算でiPS細胞研究により再生医療について214億円、今後10年で1100億円 そういうことが予算が確保されることになっておりますが、この枠組みの中で、iPS細胞ストックというものを構築することになっております。

 このiPS細胞ストックをどこにどういう形で作って、そしてこれができたことによって国民がどのような成果をどのような形で享受していくことができるのか、山本一太科学技術担当大臣お願い致します。

(山本大臣)ご質問有難うございます。iPS細胞ストックはiPS細胞を使った再生医療を、患者さんご自身からだけではなくて他者から移植すると、これを行うために必要な基盤を整備するということでですね、これによってiPS細胞を使った再生医療を臨床研究から応用研究に進めて、将来の普及に向けての基盤を整備するということなんですけども、内部においては先生よく御存じだと思うんですけども、平成24年から安全で標準化したiPS再生医療のiPS細胞のストックの事業が京都大学ですでに行われてまして、事業の場所として京都大学でしか想定できないかなと個人的には思うんですけども。

 そういう状況の中でですね 私科学技術担当大臣ですから、iPS細胞を活用した再生医療実用化、事業化していくためにはいろんなまだハードルがあると思うんですね、ですから例えば臨床試験、臨床研究にかかるのは厚生労働省です。それから周辺機器の開発事業化に知見を有するのは経済産業省です。こういうところでですね、しっかり協力をすると、更には産業界とも協力をすると、まさにオールジャパンで対応し、事業化を支援していかなければならないということだと思います。

 この委員会でも随分質問がありましたけども、やはりあの日本発の技術は日本で実用化されると、これはとても大事だと思いますので、そこは科学技術担当大臣として総合科学技術会議を活用してですね そういう環境が整備できるように精一杯頑張って参りたいと思います。
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 この後、ちょっぴり恥ずかしいハプニングが起きた。 落ち着いているつもりでも、緊張している証拠だ。 
 

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