2013年2月17日

 内閣府特命担当大臣として、四六時中、担当分野の問題や課題に思いをめぐらせている。 安倍総理の選択肢を狭めないよう注意しつつ、(外務大臣とも歩調を合わせながら)どんな手法で領土をめぐる日本の主張を内外に発信していったらいいのか?! そのために、新しく立ち上げた領土・主権対策企画調整室の活動をどう進めていくべきなのか?! 沖縄振興を目的としたソフト交付金をどのように進化させていけばいいのか?! 沖縄を「日本経済を牽引するフロントランナー」にするために何が必要なのか?! 

 総合科学技術会議をどうやって機能強化していくか?! 宇宙分野の競争力強化のためにどんな政策を打ち出していけばいいのか?! 安倍内閣のIT戦略ビジョンの柱に何を据えたらいいのか?! 今春にも閣議決定しなければならない海洋基本計画の中身に何を盛り込んでいくのか?!

 過去のブログにも書いた。 大臣としてやりたいこと、発信したいことは山ほどある。 が、今は落ち着いて、政策の中身や経緯を勉強する。 焦らず、地に足をつけて「小さな実績」を積み重ねていく。 必ず「その時」(=ちっちゃな発信力で安倍政権に貢献出来る機会)はやって来る。  

 当然のことながら、政治家として99%(精神的には100%)のエネルギーを「閣僚としての使命を果たすこと」に費やしている。 残りの1%で、(気分転換も兼ねて)朝食や夕食を作り、食後のフルーツを食べながら参院選対策を練り、熱いほうじ茶を片手に「逃げ回っている二井宏(ふたい・ひろし)」に到達する方法を考える。 そんな毎日だ。

追伸:入閣して2ヶ月弱。 大臣としての1日1日を当たり前だと思ったことはない。 政治は「一寸先は闇」という世界だ。 明日、何かが起こって、閣僚を、いや政治家を辞めざる得なくなるかもしれない。 その緊張感を、ずっと持ち続けたいと思う。 何度も言うが、全ての日程が真剣勝負だ。  


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