2013年2月8日

 夜11時。 遅めの夕食を食べ終わった。 本日は、衆院予算委員会(基本的質疑)の第2日目。 NHKの中継が入った。 2日間に渡って総理を含む全閣僚が出席。 午前9時から午後5時30分まで、予算委員会室の閣僚席に座った。 総理をサポートするために準備だけはしておいた。 が、結局、答弁に立つ機会はなかった。 それでも、最後まで真剣に質疑を聴いた。 

 予想に反して(?)、大臣としての「最初の関門」(衆院予算委員会での2日間の総括質疑)で、野党の質問者から厳しく追及されるような場面はなかった。 まあ、ある意味で普通だ。 基本的質疑は予算委員会の最高の舞台。 限られた時間なら、(普通は)どの質問者も総理や財務大臣等の主要大臣から答弁を引き出そうとする。 よほどの問題でもない限り、内閣府の特命担当大臣が狙われることはない。

 ただし、参院予算委員会の審議(基本的質疑)は、こんなふうには行かない。 衆院よりずっと厳しい追及の場になるだろう。

 ちなみに、2日間の衆院予算委員会での石破幹事長とのやり取りは以下のとおり。

<2月7日:衆院予算委員会・基本的質疑:質問者 石破茂自民党幹事長>

石破委員:「その点において、山本大臣にお尋ねをいたしますが、沖縄に対して、今回の補正予算、あるいは編成が終わりました本予算において、どのようなことをお考えでいらっしゃいますか。」

山本国務大臣:「お答えいたします。沖縄担当大臣になって1ヶ月たちますが、この間、3回沖縄を訪問いたしまして、仲井眞知事とは6回お目にかかりました。」

「総理の強いご意思もありまして、沖縄県側のご要望に最大限応える形で、沖縄振興予算の総額は3千1億円を25年度の予算案で確保させていただきました。」

「さらに、那覇空港第二滑走路。これは実は石破幹事長の後押しもいただきましたけれども、これも初年度130億円つけさせていただいて、さらには、沖縄側から強い要望のあった工期の問題も、当初の7年から実質5年10ヶ月ということで短縮をさせていただきました。」

「それから、昨年の改正沖縄振興法で作られた沖縄振興のための交付金。これも、ソフトが803億円、ハードが810億円ということで、40億円近く伸ばしたということで、そういう意味では満額回答になったと思っております。」

「これはやはり、もう一度申し上げますが、安倍総理の強いご意思があったということで、沖縄振興に対する安倍内閣の姿勢は伝えられたと。すなわち、安倍総理の、まず信頼回復から始める。信頼の再構築から始める、そういう強い意思は私は分かっていただけたのではないかというふうに思います。」

 こうやって議事録を読み返してみると、言いたいことは、結構ちゃんと言ってる、な。

 参院予算委員会では、(幸か不幸か)もっと多くの答弁の内容を掲載出来ると思う。 委員会での大臣としてのやり取りは、全てこのブログに残すつもりだ。 

追伸:連休明けの12日には、衆院予算委員会の集中審議(テレビ中継入り)がある。


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