2013年2月2日

 朝8時過ぎ。 14人乗りの自衛隊機で、沖縄に向かっている。 小型のジェット機だけど、飛行は安定している。

 通路を挟んで左側の奥の席には安倍総理。 その横には、世耕官房副長官が座っている。 総理は書類を読んだり、新聞に目を通したりしている。 いつものように、落ち着いて余裕のある雰囲気。 冷静で穏やかな表だ。 「柳に風」みたいな柔軟さを感じる。

 第二次安倍政権発足以降、総理にとって初めての沖縄訪問になる。 この3年間でガタガタになってしまった沖縄との信頼関係を再構築するための最初のステップだ。 総理には、改めて「沖縄の持つ大きな潜在力」を感じ取っていただきたいとも思う。 沖縄振興大臣としての願いだ。

 ふと思った。 安倍総理は、回りの人の意見に真摯に耳を傾ける。 この包容力と信義に厚い人柄が、各界の「熱烈な安倍シンパ」を生み出している理由だ。 反面、1つの情報で物事や人物を判断しない。 常にセカンドオピニオンを求め、複眼的なアプローチで問題を把握しようとする。 そして、どの世界にも、総理のことを本当に心配して直言してくれる人々がいる。

 総理のもとには、常に複数のルートから違う角度の情報(時にはギザギザの報告)が入っているはずだ。 安倍首相は、全てを分かった上で物事を判断し、言葉を選び、回りの人たちと接している。 決断力の裏には、確かな情報力がある。 政治リーダーとして不可欠の条件だ。 必ず強い日本を取り戻してくれると信じている。 迷惑をかけないように、一生懸命、頑張らないと!

追伸:少し時間はかかるかもしれないが、二井宏(ふたい・ひろし)なる人物(複数?)には到達出来ると思う。 正体を掴んだ瞬間に、このブログで実名と経歴を公表する。 それが出来れば、恐らく社会がほんの少しだけ変化する。 その僅かな突破口が、世の中を変えていくかもしれない。

 「直滑降ブログ」は、政治家山本一太の軌跡、大袈裟に言うと「生きた証」みたいなものだ。 大臣の間に自分の回りに起こったあらゆることを書きとめ、(細心の注意を払いながら)発信していくつもりだ。 

 多岐に渡る所掌分野の政策はもちろん、閣僚として成果を上げたことも、恥ずかしい失敗も、予算委員会でのやり取りも、閣僚としての日々の生活も、二井宏(ふたい・ひろし)騒動も、全てを記録しておきたい。 1秒1秒が、永久保存しておきたい政治家人生の大事なひとコマだ。

 そうは言っても、就寝前に1回、更新するのがやっとの状態。 とても全部は書き切れない。 最初の1ヶ月で、もう本が出来そうな勢いだもの。 シリーズを執筆するのは、役目が終わった後になるだろう。 


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