2012年11月30日:パート2

 東京から京都に向かう新幹線車中からの2本目のブログ。 先日の夜、谷川秀善参院議員と夕食を共にした。 何年ぶりだろうか? 鈴木政二参院議員にも声をかけていたが、地元日程の都合で急に来れなくなった。 谷川、鈴木両氏と自分は、参院自民党の同期だ。 来年の夏に引退を決めている両氏を、どこかで慰労したいと思っていた。 

 考えてみると、この17年間、いろいろなことがあった。 政局では、この2人と立場を異にすることも多かった。 派閥を辞めてからは、すっかり疎遠になっていた。 それでも、6人しか残っていない同期のうちの2人だ。 久々に、ゆっくり話したい気持ちもあった。

 谷川秀善氏から、大阪の選挙情勢を詳しく聞いた。 依然として、「維新の風」が吹いているようだ。 谷川さんは、室町時代から600年続く由緒あるお寺の22代目の住職を務めた後、大阪府の副知事になった。 その後、大阪府選出の参院議員として、3回の当選を重ねている。 大阪という街の歴史、そこに住む人々の考え方、社会構造等について、分かりやすく解説してもらった。 抜群に面白い「谷川講座」だった。

 今回の参院自民党の人事についても、チラッと話が出た。 谷川氏も、「政審会長だけを交代させた」ことには、納得がいかない様子だった。 そりゃあ、当然だ。 が、細かい会話の中身は書かない。 谷川さんも、外には言わないと思う。 お互いに政治家だもの。

 参院自民党の執行部人事なんて、一般の国民は全く関心がないと思う。 たかが野党のポストだ。 それはよく分かっている。 先日、地元支持者の人たちに聞いてみたが、「参院で今、誰が何の役をやっている」のかも、ほとんど知らなかった。(ガクッ) 

 こんな「終わってしまった人事」のことを書くと、真っすぐな若林健太参院議員あたりに、「一太さん、もういいじゃないですか!」と叱られるかもしれない。(笑) 永田町や霞ヶ関、マスコミ等での「直滑降ブログ」の視聴率の高さを考えれば、迷惑を被る(不快に感じる)人もきっといる。 来年の群馬での参院選挙にもプラスには働かないと心配してくれる人もいるだろう。

 それでも、書かずにはいられない。 国民には興味のない「ちっぽけな問題」でも、自分にとっては大事な話だ。 このブログは、政治家山本一太の軌跡を記した記録、大袈裟に言うと、生きた証でもある。 自身の気持ちだけは、きちっと「直滑降」に残して(=ネット空間に永久保存して)おきたい。

 この続きは、東京に戻る列車の中で書く。  


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