2012年11月17日

 午前8時。 東京駅の構内にいる。 ここで少し時間調整して、いつもより遅めの新幹線で地元に向かう。

 朝日新聞の最新世論調査によると、野田内閣の支持率は19%、不支持率が63%だった。 党首討論の前と後で、ほとんど変わっていない。 すなわち、党首討論でのパフォーマンスやその後の記者会見に、野田政権を浮揚させるインパクトは、ほとんどなかったということだ。 この3年間の民主党政権の実績に関しては、「評価していない」と答えた人が、7割近くに達している。

 他方、朝日の記事は、内閣支持率より、「衆院比例区の投票先」と「野田首相と安倍総裁のどちらが首相にふさわしいか?」という2点の答えに注目している。 投票先では、自民23%、民主16%、「どちらが首相にふさわしいか?」では、野田総理が31%、安倍総裁が33%で、2つとも自民と民主の差が縮まっているとのこと。

 この数字が正確に世論を反映しているとすれば、それは、党首討論効果だろう。 他のメディアの世論調査が出てくると、傾向はもっとハッキリするはずだ。 民主党の某議員によると、小選挙区の候補者擁立も、最終的には270くらいまで行けるという話だった。

 地元の選挙区を歩いた感触では、民主党が復調している兆しはない。 恐らく、個々の選挙区の世論調査の数字も動いていないと思う。 が、しかし、選挙までの1ヶ月、まだまだ意外なドラマが待ち受けている。 最後の最後まで気を締め、死に物狂いで戦い抜かねばならない!!

 
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