2012年11月6日:パート2

 昼過ぎ。 東京に向かう列車の中からのブログ。 昨晩、川上義博・首相補佐官と、中華料理を食べながら懇談した。 川上氏は、前国会まで参院予算委員会の民主党筆頭理事を務めていた。 もともと、自民党の衆院議員だった。

 川上筆頭理事とは、理事懇談会等で厳しくやり合う場面もあった。 ひとことで言うと、憎めない人柄。 個性は強いが(人のことは言えないけど(笑))、チャーミングな部分もある。 輿石幹事長の信頼が厚く、あの小沢一郎氏ともパイプを持っている。 

 予算委員会をめぐる折衝でも、いったん約束したことは、違えなかった。 だから、対決の中にも、ある種の「信頼関係」があった。 以前、一度、食事に誘ってもらったことがあった。 今回は、(慰労も兼ねて)こちらで席を設けた。

 会話の中身は書かない。 約2時間、いろいろな話をした。 川上補佐官は、慎重に言葉を選んでいた。(笑X2) 野田内閣に不利になるようなことは、一切、言わなかった。 極秘情報(?)を交換するようなこともなかった。 そりゃあ、そうだ。 お互い、プロの政治家だもの!

 野田総理の側近という感じではないが、総理に対しても、ハッキリと意見は言っているようだ。 そこは情にモロい川上氏のこと。 終始、野田総理を庇っていた。

 川上補佐官は、紹興酒を飲みながら、こんなこともつぶやいていた。(これは書いても怒られないだろう。) 

 「あのさ、山本さん!今の民主党の1年生議員には、優秀な人もいる。でも、ちょっと勘違いしている気がするよ。東京にいて、中央の政局に顔を突っ込むことが、政治だと思っているんじゃないか?衆院1期生の仕事は、選挙区を徹底的に歩き回って地元の要望を聞き、地盤をしっかり固めることなのになあ。(ため息)」 やっぱり、離党予備軍を逃がさないために、相当、苦労しているようだ。(苦笑)

 あ、間もなく東京駅のアナウンス。 次回のブログに続く。

追伸:あ、そうだ。 ひとつだけ、大事なことを言い忘れていた。 対北朝鮮政策については、川上義博・首相補佐官と山本一太の考え方は、180度、違う!(笑X3)  

 
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