2012年9月23日

 午前10時過ぎ。 テレビ朝日「報道ステーションSUNDAY」のスタジオにいる。 電波が悪くて、ツィッターが出来ない。 モニターを見ながら、ブログを書くことにした。 番組の冒頭に流れた中国の反日デモを取材したVTRを見て、本当に驚いた。 

 日系デパートの売り場が、デモに参加した群衆に壊され、略奪されている。 これは、デモではなく、暴動だ。(怒) 世界第2位の経済大国になったと言っても、デモ隊が在中国大使館に物を投げたり、日本の国旗を焼いたり、日系企業を襲撃したりする。 

 これが世界第2位の経済大国なのか?!(驚) 今回の中国国民の振る舞いは、途上国の域を出ていない。(ため息) 国際社会に対して、恥ずかしくないのだろうか?! 日本人は、けっしてこんなことをやってはならない。 いや、やるはずがない。 安倍元総理の言葉を借りれば、それが日本人の誇りだ。

 4人の総裁選候補者の討論が始まった。 最初は、日中関係、尖閣問題だ。 総理として最初にやるべきことのフリップに、安倍候補は「日米同盟の強化」、石破候補は「国内体制の整備」と書いた。 

 NHKの「日曜討論」の最中にもツイートした。 安倍候補が自民党の総裁になり、総理として再登場することは、米国政府に「日米同盟重視」の強いメッセージを送ることになる。 中国も、韓国も、「手強い相手」だと受け止めるに違いない。 この件は、改めて解説する。

 たった今、森喜朗元総理のBS朝日の番組での発言が、長々と紹介された。 森元総理は、「芯が強い!」と石原候補を絶賛。 林候補は「将来、楽しみだ!」と評価。 これに対して、石破候補のことは、「あまり好きじゃない!党を何度も変わった!」と酷評した。 モニターを見ていた某議員がつぶやいた。 「どう見ても、石破さんにプラスですよね!」と。 

 自民党の5人の候補者が、懸命に総裁選を戦っている。 その選挙の真っ最中に、同じ党の総理経験者が、テレビで特定の候補者に対して、ここまで「底意地の悪い」コメントを連発する。 視聴者、特に自民党支持者の方々は、さぞかし不愉快に思ったことだろう。   

 こんな形で森元総理に褒められるのは、全く石原幹事長のためにならない。 明らかに、逆効果だ。(苦笑) 首相まで経験した大先輩(総裁選で選ばれたわけではないが)に、こんなことは言いたくない。 が、ご自身がこんな発信をすることで、「意中の候補」のためになる、自民党にプラスに働くと本気で思っているとすれば、感覚がズレているとしか言いようがない!(ガクッX10)


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