2012年9月17日

 午後10時。 少し前に、神戸市内のホテルに到着。 ジャケットを脱ぎ、顔を手を洗って、パソコンの前に座った。 5人の候補者を含む「総裁選地方巡業一座」は、大阪市内のホテルに泊まるはずだ。 自分は、ひと足先に、神戸に来た。 明日の午前10時50分から、神戸大丸百貨店西口前で開催される「自民党総裁選挙街頭演説会」の会場で、安倍晋三元総理を待つ。

 4つの会場で、5人の候補者の演説を(一言も漏らさず)聴いた。 この5人は、やっぱりスゴい! 最初から野田総理の再選が確実視され、全く盛り上がっていない民主党代表選の候補者たちとは、(申し訳ないが)レベルが違う!(断言) メディアが、自民党総裁選挙のほうを大きく取り上げるのは当然だ。

 驚いたのは、街頭演説に集まった人の数。 3年前、野党に転落した直後の総裁選の演説会をはるかに凌ぐ聴衆が出現した。 愛知県の2会場(JR豊橋駅東口と名古屋駅高島屋前)で遭遇した地元の同僚議員が、「一太さん!こんなに集まったのは、あの小泉総理の郵政民営化選挙以来ですよ!」と興奮気味に話していた。 

 ある選挙区支部長は、「小泉総理の時と違う点がひとつある」とも言っていた。 「聴衆の中には、私たちが声をかけた支持者の姿もチラホラ見えます。でも、大半の人々、特に、若い人たちは、ネットで演説会の情報を得て、集まって来ているんです。小泉さんの時には、なかった現象ですね!」

 「安倍さーん、頑張って!」「石破さーん、応援してるよ!」 聴衆の反応は正直だ。 ひと言でいうと、拍手や声援の大きさも、握手や写真撮影を求めて来る人の数も、安倍候補と石破候補の2人が、明らかに突出していた。 

 もっとハッキリ言わせてもらうと、本日の愛知、滋賀、大阪での街頭演説会では、安倍元総理の演説が(お世辞抜きに)一番よかったと思う。(キッパリ) どう見ても、安倍候補のアピールが、最も聴衆の心を揺さぶった。 終日、ぴったりと同行していた自分が言うのだから、間違いない。 総裁選挙を取材している各社の記者たちも、「集まった人たちの反応で言うと、安倍さんが一番人気でしたね!」と話していた。(ニッコリ)

 それはそうと、この部屋、冷房が効き過ぎている。 熱いお茶を一杯、飲もう。 ええと、このポットでお湯を沸かせば、いいんだ、な。 なぜ、安倍晋三元総理の演説が聴衆の心を捉えたのか?! その理由は、次回のブログで。 


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