2012年9月14日:パート3

 午前11時から党本部8階の大ホールで、「総裁選候補者所見発表演説会」があった。 安倍晋三候補、石破茂候補、町村信孝候補、石原伸晃候補、林芳正候補の順で、各15分の所見を発表した。

 5人の候補者とも、それぞれの持ち味を生かした「素晴らしいプレゼン」を展開していた。 安倍候補は、日本の領土と国益を守り抜くことを力強く宣言。 成長戦略によって、日本再起を果たすとアピールした。 石破候補は、論理的かつ情熱的に「憲法改正」の必要性を説いた。 

 町村候補は、ソフトな口調で、日本再生のための処方箋を説明した。 石原候補は、ふる里に視点を当てた日本活力ビジョンを語った。 経済問題に絞った林候補は、幾つかの事例を挙げつつ、経済活性化のための具体的な政策を披露した。 野田総理の再選が確実な民主党代表選挙との「レベルの違い」を見せつけた演説会だった。(ニッコリ)

 それでも、安倍元総理が、ダントツによかったと思う。 最も力強く、分かりやすく、そして凛としたスピーチだった。 この演説会は、外交評論家の講演でもなければ、若手経営者による経済セミナーでもない。 次の自民党総裁、もしかすると次の内閣総理大臣を決めるための舞台なのだ。 

 どれほどスマートで目新しい言葉を使おうと、どんなにカッコいいセリフを並べようと、要は、その政治家に「自らの政策や哲学」を実現出来る力(=突破力)があるかどうか、だ。 「このひとが政治リーダーになった時、様々な抵抗や反発を乗り越えて、信念を貫けるだろうか?!」「既得権益に真っ向から立ち向かって、自身の政策を押し通す胆力や一種の狂気があるだろうか?!」「この人物に、国家の危機管理を任せられるだろうか?!」 自民党のリーダーは、こうした観点で選ぶべきだと考えている。 

 その意味で言うと、(私見ではあるが)今日の所信発表で、この種の胆力や信念を最も強く感じたのは、安倍元総理と石破前政調会長の言葉だった。 加えて言うと、この2人には、いわゆる「長老」の影響力は及ばない!(断言)

 さて、と。 党本部の安倍選対の部屋に戻る。

 
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