2012年9月11日:パート4

 明日のTBS「ひるおび」に出演する。 テーマは自民党総裁選挙だ。 週末の「サタデーずばッと!」にも。 こちらも、「政界ずばッと」の話題は、総裁選挙だろう。

 さて、ここからは、「群馬2区候補者差し替え問題」についての自分の気持ちを書く。 何人かの若手県議が、「今回のことで、一太さんの政治家としてのプライドが傷つけられたのではないか?!」とか、「次の参院選挙に、マイナスに働くのではないか?!」と心配してくれた。 が、そんなことは、一切ない!!(断言) 

 そもそも、自分で手を挙げたわけではない。 群馬2区の候補者として山本一太の名前が挙がったのは、まさに「晴天の霹靂」だった。 県連幹部から要請を受けた際も、最初は、「ええ?!(驚)いや、いくら何でも、それは難しいです。党本部や参院の判断もあるし、自分自身も、来年の参院選挙を目指して、選挙準備を進めてますから!」と答えた。 そりゃあ、そうだ。 どう考えても、参院選挙のほうが「当選出来る確率」は高い。 過去3回の選挙を勝ち抜き、ようやく参院で「それなりの存在感」も獲得した。 政治家としての真価を発揮出来るのは、これからだ。

 が、しかし、2人の代表者の「あまりに真剣な思い」を聞くうちに、心が動いた。 「このままで本当に勝てるだろうか」「維新の風を2区で押しとどめられないと、全県に波及する」という危機感は、全く同じだった。 「少し考えさせて欲しい」と言った瞬間に、この話はなくなると分かっていた。 この場でハッキリさせないと卑怯だと思った。 

 大きく深呼吸して、最後はこう返事をした。「分かりました。条件はつけません。(自分のくら替えが)県議団の一致した意志になったとしたら、その時は身を捨ててやります!ただし、電光石火で結論を出してもらえませんか?やるとなったら、全てのリソースを出来るだけ早く2区に集中させなければならないので!」と。

 「一太さん、本当にありがとう。この返事をもらったからには、必ず(差し替えを)実現させたい」と意気込む律儀な2人に、「なかなか一筋縄ではいかないと思います。この話が途中で無くなっても、誰にも文句は言いませんから!」と話した。 このやり取り、2人ともきっと憶えているはずだ。

 え? なぜ、断らなかったのかって?! 多士済々、一国一城の主である群馬県議会の同志の人々から、「山本一太でなければ勝ち抜けない!」「群馬の保守政治を守るために、力を貸して欲しい!」「自分たちも死に物狂いでやるから、決断してもらえないだろうか?」と頼まれて、意気に感じない政治家(上州人)がいるだろうか?! 山本一太という、あまりに不完全な政治家の「魅力と発信力」を認めてくれているということに他ならないもの。

 こんなことを言うと、公認候補としての出馬が固まった井野市議や応援している方々には申し訳ない思う。 でも、自分は、この県議団の要請がスゴく嬉しかった。 ここまで言ってもらえるなんて、政治家として「光栄だ」と。 だから、「もしかすると、ここで議員バッジを外すことになるかもしれない」と覚悟しながら、「やる時はやらざる得ない」と決心したのだ。

 何回かの「ホンネをぶつけ合った」会議を通じて、県議1人1人の考え方や人柄がよく分かった。 くら替え論を主張した人も、慎重論を展開した人も、「ハッキリしていて、いいな!」と思った。(ニッコリ) 決着までには紆余曲折があったが、自分にとっては、「逆に県議団との絆を深める」機会になった気がする。

 ということで、頭をガチャッと切り替えた。 微力ながら、衆院選挙は全力で応援させてもらう!!


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