2012年9月5日:パート3

 安倍晋三元総理を、なぜ、次の自民党総裁に推すのか?! どうして、2度目の総理を目指して欲しいのか?! それは、安倍陣営が総裁選挙で示す政策を見ながら、じっくりと発信していきたい。 

 その1とその2でいろいろ書いたが、要は、安倍元総理が好きなのだ。(笑) 強い思い入れがあるのだ。 安倍首相が誕生した総裁選挙では、一心不乱に安倍氏を応援した。 そのために、お世話になった群馬の福田系支持者の方々に、大変な迷惑をかけてしまった。(反省X10) ある時点で、安倍内閣が発足しても、何のポストも受けないと決めた。 そこからは、思う存分、応援団長としての役割を務めた。 はしゃぎ過ぎた(やり過ぎた)部分は、率直に反省したい。(笑X2)

 その当時のブログ(まだ国政レポートだった?)を読み返してみれば、安倍首相への熱い思いが溢れ出ているはずだ。 最初の組閣の直後、ホヤホヤの新総理から、携帯に電話をもらった。 今でも忘れられない。 安倍総理は、電話口でこう言った。

 「ありがとう!山本一太のお陰でここまで来れた。今回は、下村さんも、世耕さんも、高市さんも、内閣や官邸に入ったのに、あんなに一生懸命、応援してくれた山本さんだけ何もなくて悪かったね。でも、テレビであれだけ『何のポストにも就かない』と言われたら仕方がない。(笑)どこかの機会に、必ず(活躍の場を)考えるから!」 このエピソードは、6年前の国政レポートに、そのまま書きとめた憶えがある。 安倍総理がくれた最高の勲章だと思っている。

 安倍政権が目指したものは、間違っていなかったと思う。 それだけに、安倍首相が志半ばで、しかもあんな形で降板しなければならなかったことは、本当に悔しかった。 本人にとっても、「断腸の思い」だったろう。 それだけに、今回の出馬は急ぎ過ぎではないかと心配しつつも、やり残した仕事を成し遂げたいという安倍元総理の心情は、痛いほどよく分かる。

 政治リーダーにとって最も大事なのは、(確固たる国家ビジョンや政策理念を持っていることは当然としても)「信義」だと思っている。 「信義に厚い」という点で、安倍元総理に優る政治家は見たことがない。 だから、人望があるのだ。

 考えて見て欲しい。 身内の我々からすれば、「健康問題でやむを得なかった」と同情する気持ちが先に立つ。 でも、多くの国民の目には、「安倍元総理は、任期の途中で無責任に政権を放り出した」としか映っていない。 普通の政治家があんな辞め方をしたら、政治生命は確実に終わっている。 

 にもかかわらず、世の中には「安倍元総理の再登板を期待する声」がある。 永田町の安倍待望論も消えない。 自分を含めて、「もう一度、どこかで再チャレンジの機会があればいいのに!」と思う多くの議員がいる。 安倍元総理でなければ、あり得ない現象だ。 つまり、それだけの「魅力」と「人徳」があるのだ。

 その他、安倍元総理が選挙区で圧倒的な支持を得ていること、長老支配に異論を唱えていること、次の政権の最大の課題が日本外交の立て直しであること等、安倍元首相を応援したい理由は、いろいろある。 が、そうしたことは、今後の展開も睨みながら、その都度、解説をさせてもらう。

 いったん決めたら、もうゴチャゴチャ、言うつもりはない! ハードルはけっして低くないが、「安倍総裁実現」のために、全力で飛び回る!!(キッパリ)

追伸:安倍元総理には、これからも率直に意見を言わせてもらうつもりだ。 疎んじられても、嫌われても仕方がない。 それが「真の安倍シンパ」の役割だと自負している。

    
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