2012年8月6日:パート4

 前回のブログで、消費税増税法案採決前に、不信任決議案や問責決議案を提出することを逡巡する公明党の立場はよく分かると書いた。 でも、山口代表、そして公明党の皆さん、繰り返しになりますが、3党合意を守っていないのは民主党のほうです!(断言) 「3党合意」が遵守されていれば、自分だって、こんなことは言わない。

 それより何より、「国民との契約とまで言い切ったマニフェストの公約を何一つ守れず、ゴチャゴチャと言い訳ばかりを繰り返し、3年間で日本の存在感を凋落させた民主党政権を一日も早く終わらせ、解散総選挙で政治をリセットする!これが、日本の国益であり、国民のためになる!」という点では、自公の認識はぴったり一致しているはずだ。 最後は、谷垣総裁と山口代表、衆参の両党の幹部が話し合って、何とか共同歩調を取って欲しい! 谷垣総裁、山口代表、ぜひ、お願いします!!

 内閣不信任決議案の採決をめぐって、仮に自民党と民主党が連携出来たとしても、可決させることは難しいと思う。 が、しかし、同時に参院に提出されるはずの対総理問責決議案は、成立する可能性が高い。 理由はシンプル。 参院民主党からの離党者が相次いだため、気がついてみたら、参院における民主党と自民党の勢力差は、僅か1議席になっている。

 その結果、何と参院では、公明党と民主党の数を合わせても、過半数に届かないという状況が生まれた。 逆に言うと、(公明党が問責に反対したとしても)自民党と他の野党が賛成すれば、問責決議案は十分に成立する可能性があるということだ。 

 それでも、参院の総理問責で、自民党と公明党の足並みが乱れるシーンは見たくない。 ねじれ国会で与野党攻防の主戦場になった参院で、ずっと一緒に戦って来たのだ。 最終的には、公明党は必ず自民党の問責決議案に賛成してくれる。 そう信じている。

 あ、今のうちに、早い夕飯を食べておかないと!


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