2012年8月3日

 午後3時過ぎ。 前橋事務所でパソコンを起動させた。 午前10時らかの参院本会議が終わった後、東京駅に直行した。 夜は、大泉町自民党支援議員団主催による「群馬県第3選挙区支部長・笹川ひろよし県議を励ます会」に出席する。 党の情勢報告を兼ねた応援演説を炸裂させる。

 自民党は、昨日の緊急幹部会で、民主党が7日の消費税増税法案の採決に応じない場合、8日にも、野田総理に対する参院の問責決議案を提出する方針を決めた。 みんな、社民、共産、生活、きづなの野党5党は、参院での法案採決前に不信任決議案を出す方向で、固まりつつある。

 一見すると、解散総選挙の可能性が高まったかのように見える。 が、自分は全く楽観していない。 逆に、悪い流れになりつつあるとさえ感じる。 

 何度も言っているように、今国会中の消費税増税法案成立より、野田政権を解散に追い込むことを優先すべきだ。 それが日本の国益であり、日本国民のためだと確信している。 いったん法案を可決してしまったら、野田総理は、なりふり構わず政権の座にしがみつくだろう。 総選挙をギリギリまで引き延ばすことが、野田政権(=民主党)の至上命題だからだ。 その野田首相に解散を決意させる唯一のテコが、消費税増税法案なのだ。 

 ただし、内閣不信任決議は、(いかなる形でも)なかなか成立しないだろう。 ということは、「内閣不信任決議案否決→参院総理問責可決→国会審議中断→与野党(政治全体)に対する批判→野田総理の居座り→民主党代表選で野田再選→自民党総裁選挙で党内対立激化→実質的大連立」という最悪のシナリオが、ますます現実味を帯びて来たということだ。(ため息) なぜそう思うのかは、次回(?)のブログで、もう少し詳しく解説する。 さて、と。 この極めて望ましくない状況を打破するために、何が出来るだろうか?!
 

直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「マルガリータ」「素顔のエンジェル」無料配信中!