2012年7月16日

 午前6時過ぎ。 新幹線で地元に向かっている。 本日の日程は、次期衆院選挙に群馬3区からの立候補が決まっている笹川ひろよし県議後援会主催の「グランドゴルフ大会」からスタート。 主に群馬県東部を回る。 夕方には「吉岡町フォークジャンボリー」にも顔を出す。

 さて、昨晩書くはずだった「明日(7月17日)の参院予算委員会集中審議が吹っ飛んだ」理由を解説したい。 予算委員会の理事懇談会で、日時も、全体の審議時間(7時間コース)も決まっていた。 残っていたのは、各党の質問時間の調整だけだった。 この段階まで来て、与野党の質問時間の調整がつかずに予算委員会が流れるなどということは、異常だ。 少なくとも、前任の石井一委員長の下で、こんなことは一度もなかった。 逆に言うと、石井委員長だったら、必ずまとまったと思う。

 野党としては、衆院の予算委員会ではすでに行われている集中審議を、参院でも(1日も早く)やりたかった。 内政でも、外交でも、国会で議論しなければならない懸案事項は山積している。 質問者も決まっていたし、中身についての作戦会議も終わっていた。 明日の予算委員会審議が先延ばし(?)になったことは、無念としか言いようがない。

 今回の与野党協議の決裂を招いたのは、ひとことで言うと、柳田参院予算委員長(前法務大臣)の「独りよがりのパフォーマンス」だ。(キッパリ) 参院予算委員会がキャンセルされたことで、(税と社会保障一体改革特別委員会を除く?)他の委員会審議が止まる可能性がある。 衆院への影響も避けられないだろう。 柳田委員長の責任は重大だ。

 自民党の国会対策委員会では、早くも「予算委員会に柳田委員長の解任動議を出すべきだ!」という声が高まっている。 脇委員長も、世耕委員長代理も、「意図的に審議を妨害したいとしか思えない!」と怒りを露にしていた。 全く同感だ。

 あ、間もなく高崎のアナウンス。 その2では、与野党協議がまとまらなかった理由と経緯を、具体的に説明する。


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