2012年7月12日:パート2

 夜。 都内某所で人を待っている。 昼の参院予算委員会理事懇談会は、決裂した。 民主党が各党の質問時間の割当に関して、あまりに「理不尽な主張」を繰り返したからだ。 野党理事の反発を喰って、最後は少しソフトになったものの、柳田委員長の「筆頭間で話し合いがつかなければ、私の権限で決めさせてもらう!」みたいな高飛車な言葉にも驚いた。 

 昨日の理事懇談会でも、民主党以外の全ての野党が川上・民主党筆頭理事の提案に反対した。 にもかかわらず、民主党から「新たな提案」はなかった。 川上理事はふわっと見えて、交渉のつぼを押さえている。 基本的に正直だし、良識派だ。 その川上氏が、最初から合意の見込みがないと分かっている申し出を、何度も繰り返す。 理解不能だ。 一体、何を狙っているのだろうか?!

 理事懇談会終了後、いつものように国会対策委員会室に足を運んだ。 脇委員長も、世耕委員長代理も、激怒していた。 「この状況で民主党の質問時間を増やすなど言語道断。自民党はもちろん、公明党も、みんなの党も、その他の野党も、質問時間を1分も削られる筋合いはない!」と。 全く同感だ。

 このまま質問時間をめぐって折り合いがつかず、参院予算委員会が17日に開けなくなった場合、衆院の今後の審議にも影響する。 柳田予算委員長が(衆院と同じような)強硬な手法で質問時間を決めるようなことがあれば、委員長の解任動議に繋がる可能性も十分にある。 参院予算委員会は、野党が過半数を握っているのだ。 前任の石井予算委員長は、こんなやり方は絶対にしなかった。 だから、最後は野党も委員長の顔を立てたのだ。

 ふと思った。 参院民主党は消費税増税法案を通したくないのではないか?! 野党を悪者にする形で「増税法案の参院採決を引き延ばしたい」という計略なのではないか?! (まさかとは思うが)この動きの背景には、輿石幹事長の意向(?)が働いているのではないか?! 

 複数の野党理事に電話した。 「この状況下で民主党の質問時間だけが増え、野党の質問時間が減るなどという理屈はあり得ない!(怒)自民党は一切、妥協しませんから!最後まで徹底抗戦で行きましょう!」

追伸:夕方。 川上理事に電話した。 普通なら、法案を通したい与党のほうからアプローチがあるはずなのに、折り返しの連絡はなかった。 先ほど、ようやく反応が! まとめようという熱意が、全く感じられない。 これが、不退転の決意で法案を成立させようという与党の態度なのか!(驚)


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