2012年6月28日

 間もなく午後1時。 国会内のそば屋でサッと昼食を済ませ、議員会館事務所に戻って来た。 食後のブログを書いたら、脇国会対策委員長に会いに行く。

 一昨日、高崎市内で、4人の自民党県議と立て続けに会った。 自分が直接、全員とのアポを取った。 群馬県の現状、高崎市の将来ビジョン、県議会の役割、地方分権のあり方、自民党改革、中央政界の動き等々。 様々な問題について、1人1人の県議とじっくり話をした。 タイプは違うけど、それぞれ魅力的な人たちだ。(ニッコリ) 

 最初に訪ねたのは、関根圀男県議。 県議会議長も経験した当選6期の重鎮だ。 消費税増税をめぐる政局の動きを報告した後、群馬県と高崎市の抱える課題について幅広く意見を交わした。 いつもにこやかだけど、安定感は抜群。 視野も広いし、発想も柔軟だ。

 関根県議は、新町地区(高崎との合併前は新町)出身。 この地域の悲願とも言うべきプロジェクトが、「高崎線新町駅付近連続立体交差化事業」だ。 県議自身も、長年に渡って、この事業の実現のために力を注いで来た。 立体交差化の話が初めて持ち上がったのは、昭和54年。 以来、30年間、地区を挙げて事業実施を働きかけて来た。 関根県議の粘り強い努力もあり、今年初めて「高崎市から県への要望事項」の1番目の項目にランクされたそうだ。

 新町駅では、1日に上下約300本の電車が通過している。 ところが、2キロの区間にある5つの踏切で、頻繁に(6分ごとに)遮断機が下りるため、慢性的に道路が渋滞する。 1日平均、6~7時間、遮断されている計算だ。 地元住民の方々から、「不便なので何とかして欲しい!」という要望が出るのも当然だろう。 しかも、伊勢崎市の立体交差化事業は一足先に着工され、平成26年には完成する予定。 伊勢崎の次は、新町地区という流れだった。

 さらに言うと、新町の立体交差化は、大澤群馬県知事の「はばたけ群馬構想の県道整備プラン」にも、「着手すべき事業」として位置づけられている。 すなわち、国交省も、高崎市も、県(決断の早い知事)も、JRも前向きなのに、事業が始まらない理由は何だろう? B/C(費用便益分析)か何かに問題があるのかなあ? 改めて、事情を調べてみよう。

 いずれにせよ、関根県議の悲願(=地域の強い要望)が成就するように、私も、オープンな形で、しっかり応援します!! 

 あ、国会対策委員会室に行かないと。 委員長をキャッチ出来るといいけど…。


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