2012年6月24日:パート4

 間もなく午後10時。 熱いミルクティーを片手に、本日4本目のブログを書き始めた。

 過去のブログにも書いたが、6月18日の「自民党全議員懇談会」での谷垣総裁の3党合意についての説明は、自民党議員として受け入れた。 真面目で誠実な谷垣総裁が、あそこまでハッキリと、「野田内閣への対決姿勢」を打ち出したのだ。 いろいろな思いはあったが、自分自身を納得させることにした。

 谷垣総裁と石原幹事長の「野田内閣を一刻も早く解散総選挙に追い込みたい」という言葉にウソはないと思う。 ただし、総裁にも、幹事長にも、「消費税増税法案は、今国会で成立させねばならない」という使命感のようなものがある気がする。 その点は、「消費税増税は必要。自民党は選挙など条件にせず、野田政権に協力すべきだ!」と発言している長老やベテラン議員も同じだろう。 

 え? 自分だって「消費税はどこかで上げざる得ない」と思っている。 が、重要なのは、増税のタイミングと国民の理解を得るための条件整備だ。 今回、3党による修正協議で自民党が合意のハードルを下げなかったら、野田政権は間違いなく終わっていた。 野田総理は総辞職するか、解散総選挙を打つか、どちらかの選択肢を迫られていただろう。

 野田政権に救命ボートを出してまで今国会で増税法案を成立させることと、野田内閣を追い込んで解散させることのどちらを選ぶかと言われたら、迷いなく「選挙で政治をリセットする」ほうを優先すべきだと思っていた。 仮に、消費税増税法案が可決されずに選挙になったとすれば、この法案の審議は、民意の裏付けのある新しい政治体制の下でやり直せばいいと考えていた。 そこが、谷垣総裁と自分の考え方の違いだ。 谷垣氏は、「消費税増税法案は可決させた上で、仕事を終えた野田総理に解散を求める」という戦略だもの。

 全議員懇談会では、野田毅税制調査会長や茂木敏充政調会長が、修正協議のポイントや合意の中身について説明した。 なるほど、ちゃんと聞いてみれば、今回の合意は「実質的な民主党マニフェストの撤回」なのかもしれない。 茂木政調会長がこう断言した。 「サッカーに例えれば、6対1で我々の勝ちだ!」と。 石原幹事長も記者会見で、「最低保障年金はなくなった」「閣議決定の効力もない」という趣旨の発言をした。

 こうした発言に対して、民主党の前原政調会長が文書で抗議したそうだ。 「民主党がマニフェストを撤回したという発言は事実と違う」「公党間の信頼に反する」と。 参院の特別委員会での「税と社会保障一体改革法案」の審議では、この議員立法の解釈をめぐって、自民党と民主党の答弁者の解釈が食い違うことになるだろう。 参院での質疑を通じて、民主党の主張の矛盾を徹底的に突き、自民党の見解(合意は民主党マニフェストの事実上の撤回)が正しいことを、国民の前で証明しなければならない!

 あ、電話をかけないと。 次回のブログに続く。

追伸:明日は朝の新幹線で地元入り。 高崎市内を回る。 昼過ぎには、東京にトンボガエリして、午後の「マンデー紅茶会見」に臨む。 7月からは、いよいよ参院が主役に躍り出る。

 
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