2012年6月21日:パート4

 間もなく午後10時。 東京の部屋。 「腹筋+背筋+ラン」のメニューをこなした。(ふう) 大好きな白いご飯は、毎日、パクパク食べ、間食はせず、夜の運動でベストの体重をキープする。 この方法が一番だ。 運動するのは「太らないため」というより、来年の一太流選挙を戦い抜く体力をつけるためだもの。

 午後6時過ぎに、久々の「情報交換ミーティング」をやった。 ついでに、ミックスサンドで夕食も済ませた。 人並み外れた嗅覚を持つメディア人と、完全に見方が一致した。 「大連立」を模索する流れが、水面下で急速に強まっている、と。 なぜ、そう思うのかは、改めて書く。

 谷垣総裁が、3党合意がまとまった翌日の(?)街頭演説で、「野田首相は、消費税増税法案をやり遂げたら、一刻も早く解散総選挙で国民の信を問うべきだ!」と訴えた。 この気持ちに、ウソはないと思う。 石原幹事長の「執行部は、何とかして解散させる方法を考えている」という言葉も信じたい。 この2人は、いかなる状況でも「小選挙区で勝ち抜ける」実力を持っているからだ。

 小選挙区制度の下では、ほとんどの選挙区で、自民党と民主党の候補者が激突する。 捲土重来を期して飛び回っている、又は新たに公認候補になる予定の多くの選挙区支部長もいる。 普通に考えれば、次の衆院選挙の前に、自民党と民主党が連立を組むなどということは考えられない。 いや、それは、あってはならないことだと思う。

 にもかかわらず、衆院選挙前の自民・民主による大連立という「最悪のシナリオ」が、どうしても頭から離れない。 消費税増税法案は、自民・民主・公明の3党の賛成で、成立の流れが固まっている。 仮に、来週(?)の衆院本会議の採決で、野田総理が増税法案に反対票を投じた小沢グループを、民主党から追い出したとする。 自民党が要求する「小沢切り」をやった上で、野田総理が谷垣総裁に「選挙までの連立」を申し入れて来たとしたら、谷垣総裁は、キッパリと断ってくれるだろうか?! 

 万一、民主党から、「谷垣総理、野田副総理でいい!」と言われたら、どうするのだろうか?! 「野田総理、谷垣副総理」を提案されたとしても、心を動かされないだろうか?! 閣僚の半分を自民党から出せるとしたら、フラッと来ないだろうか?! 

 たとえ総裁自身が「選挙前の大連立などあり得ない!」と思っていたとしても、3年間も政権から離れていることに業を煮やしている(=どんな手段を使っても政権に加わりたいと思っている)党内の長老たち(?)の圧力に抗しきれるだろうか?! 連立政権の閣僚ポストを狙っている人々の欲望を抑えて、政治の筋を貫くことが出来るだろうか?!

 あ、お湯が沸いた。 熱い紅茶を一杯飲む。 この続きは次回のブログで。


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