2012年6月14日:パート2

 午後1時過ぎ。 高崎に向かう新幹線の車中にいる。 伊香保町で行われる大事な会合に出席するためだ。 東京駅の構内で買ったティーラテを片手に、Macのキーボードを叩いている。

 昨日、情報通の石井準一国対副委員長から、面白い話を聞いた。 最近、永田町付近で、「KYー4S」という言葉が流行っているらしい。 Kは、河野太郎氏。 Yは、山本一太。 ハイフォン(ー)は、平なので平将明氏。 4Sは、塩崎恭久氏、菅義偉氏、世耕弘成氏、菅原一秀氏だそうだ。(笑) いや、柴山昌彦氏を加えて、5Sの間違いだろう。 自分の好きな政治家ばかりじゃないか! 

 この7人と同じジャンルに入れてもらえるなんて、光栄だ。(笑X2) 誰が考え出した言葉なのかは分からないが、さぞかし派閥の長老に覚えがよくて、知能が高くて、嫌みなヤツに違いない!(笑) きっと、仲間を犠牲にしても、自分だけ窮地を抜けるようなズル賢い輩だ。(笑・笑)

 ただし、私は、「KY」(空気が読めない)じゃありませんよ!(笑)空気を読んだ上で、流れを変えようと奔走しているのだ。 ちなみに、永田町で言うところの「党内の空気」とは、一部の長老が醸し出した雰囲気か、そうでなければ、派閥の意向を現している。

 上記の8人を「KY」と呼んで喜んでいる政治家たちは、政界の空気には敏感でも、国民の気持ちに「KY」な連中だろう。 長老のご機嫌をうかがい、派閥の意向に縛られ、損をしないように常に多数意見に同調する。 きっと、反発や圧力を恐れずに発言したり、行動したりする勇気も行動力もない「つまらない集団」だ。 この手の政治家に限って、地元の有権者に支持されていない(=選挙が弱い)のは、皮肉なものだ。

 かつて、参院自民党の歴代の実力者に逆らい続けていた自分のことを、「あいつは、参院の権力構造が分かっていない!まさにKYだ!」と陰で囁いていた人々(=権力の茶坊主ども)がいた。 ある宴会の席で、口々に山本一太批判をするその議員たちに、某実力者がこう言ったそうだ。 「どのみち、あんなやり方が長続きするはずがないがね!」

 永田町と参院の空気を読むことが得意だったはずのこの賢い方々は、国民の気持ちを汲み取るのは苦手だったようだ。 事実、その後の2回の選挙で、全員が落選した。 長続きしないはずの自分は、ぶっちぎりで選挙を勝ち抜き、生き残った。 国民の感覚に「KY」な永田町の空気に「KY」だったからだ。(笑・笑) その意味で、KYー5Sに加えてもらったことは、勲章だと思っている。

 あ、間もなく高崎。 次回のブログに続く。 

追伸:5Sを7Sにして、下村博文氏と斉藤健氏を加えたら、怒られちゃうだろうか?(笑)
 

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