2012年6月5日:パート2

 昼12時20分。 参院本館の食堂で「かた焼きそば」を食べ、議員会館事務所に戻って来た。 思ったより、ボリュームがあった。(ふう)

 午前中に、国会対策委員会室で脇雅史委員長に会った。 羽田国会対策委員長の後任についても、石井予算委員長の後任人事についても、民主党からは全く話がないらしい。(ガクッ) 会期中に内閣改造をやるのも異例だが、与野党攻防の主戦場である参院の国対委員長の後釜が決まらないというのも異常事態だ。 いつものことではあるが、民主党政権の国会運営は、あまりにお粗末。 交渉の戦略も、日程の見通しも、根回しもない。 これでも与党なのか!(ため息)

 予算委員長人事については、輿石幹事長が番記者にこう話していると聞いた。 「次の予算委員長についての憶測記事を書いたら、その人は予算委員長から外れることになる」と。 だから、記者たちは、特定の名前を書けないのだ、と。

 事実だとしたら、実に面白い話だ。 それなら、このブログで、次の参院予算委員長人事を予想してみよう。 最初に言っておくが、参院予算委員長は、普通の政治家には務まらない。 質問者は衆院より獰猛だし、大臣が曖昧な答弁をした途端に、審議が中断する。 テレビ入りの質疑であろうとなかろうと、総括だろうと一般だろうと、筆頭理事である山本一太が、内閣のいい加減な対応を許さない!(キッパリ) 理論的武闘派の礒崎陽輔理事も、常にスクランブルをかけている。

 当選回数や経歴を考えると、次の予算委員長になれる人物は、次の4人しか思いあたらない。

直嶋正行・元経産大臣
柳田稔元・元法務大臣
北澤俊美・元防衛大臣
小川勝也・元防衛副大臣

 ただし、北澤予算委員長になった場合、野党の反発は避けられない。 理事会が荒れるのは必至だ。 北澤氏が外交防衛委員長だった時の独断専行が、各党の記憶に焼き付いているからだ。 少なくとも、自民党、公明党、みんなの党の理事は、難色を示すだろう。 予算委員会が紛糾すれば、参院における赤字国債発行法案の審議への影響は避けられない。

 そこは、天の邪鬼(?)の輿石幹事長のこと。 こんなことを書けば、北澤氏を予算委員長に起用するかもしれない。(笑) いずれにせよ、間もなく分かることだ。


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