2012年5月22日:パート2

 午後1時過ぎ。 高崎から東京に移動する列車の中で、本日2本目のブログを書き始めた。 同じ車両に、大澤群馬県知事と北澤元防衛大臣がいる。 知事は、これから福島県に行くそうだ。

 自民党はオープンな政党だ。 総合エネルギー政策特命委員会でも、毎回、様々な意見が出る。 ベテランであろうと、新人であろうと、手を挙げれば、誰でも自由に発言出来る。 誰も遮ったりしない。 

 が、そうは言っても、1人の議員が10分以上、大演説をぶったら、途中で「そろそろ、まとめてもらえますか?他のひとも発言を待っているので!」と言わざる得ない。(苦笑) 時間の制約の中で、1人でも多くの人々の意見を聴かねばならないのだ。

 エネルギー政策、特に原発政策について、自民党内に存在する「2つの相反するベクトル」を調整するのは、かなり難しい作業だ。 が、これまで出された意見を集約すると、大筋で「共通認識」になっているポイントはあると思う。 たとえば、次の3点だ。

(1)脱原発を主張する議員であっても、「明日から原発を全てゼロに出来る」と思っているひとは、ほとんどいないこと。

(2)現実的に新規立地が難しいことを踏まえれば、「脱原発依存の方向性」は否定しようがないこと。

(3)ただし、脱原発依存の流れはそこにあるとしても、現時点で「原子力エネルギーという選択肢」を放棄することは(様々な理由で)適切ではないという意見が大勢を占めていること。

 ここらへんを踏まえて、3回目の自由討議に臨む。 あ、間もなく東京のアナウンス。


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