2012年4月24日:パート2

 午前8時から党本部で行われた「自民党全議員・支部長懇談会」に出席した。 いつものように、少し早めに到着。 谷垣総裁のすぐ近くのポールポジションを確保した。 正面の席には、若林健太氏参院議員。 その隣には西田昌司参院議員と石井準一参院議員が並んで座った。 「一太さんのブログを読んで、遅れずに顔を出しました」と若林氏。

 最初に、次回の選挙を戦う新しい小選挙区支部長、捲土重来を期して奮闘している前職の支部長が、4、5人続けて指名された。 その後、手を挙げて、次のような趣旨の発言をした。

 「田中防衛相が、安全保障を担う大臣として不適格であることは誰の目にも明らかだ。北朝鮮が核実験を強行するかもしれない状況の中で、このひとが防衛大臣だと思うと背筋が寒くなる。田中大臣の答弁で、参院予算委員会も、外交防衛委員会も、数えきれないほど審議が止まった。その田中大臣を適材適所だと言い張って続投させようとする野田総理は、異常としか言いようがない。」

 「予算委員会では、何度も野田総理に田中防衛大臣の更迭を求めた。本人に対しても辞任すべきだと言い続けて来た。それでも野田総理が田中防衛相を含む2人の問題閣僚を代えようとしないので、止むに止まれず問責決議案を提出した。友党の公明党とタイミングや問責後の対応について足並みが揃わなかったのは残念だったが、参院での問責は、公明党もみんなの党も賛成して可決された。参院の意思そのものだ。問責決議は重い。問責を通しておきながら、翌日から全ての審議に応じるなどということが出来るわけがない。」

 「国会の運営については、衆参の役割分担もあると思う。ここでは、細かいことは言わない。が、野田首相がどう考えても辞任すべき2人の問責閣僚を居座らせる場合は、総裁に党としての厳しい姿勢を示していただきたい!」

 最後にこう締めくくった。 「民主党政権が一日長く続けば、その分、日本の国益が損なわれる。これが我々の共通認識のはずだ。そのためには、一刻も早く野田政権を解散総選挙に追い込まねばならない。そう思うからこそ、参院は民主党内閣を徹底的に追及して来た。野田内閣は崩壊寸前だ。ここは、結束して民主党と戦おう!」 回りから、「そうだ!その通りだ!」という声が上がっていた。

追伸:昨日の記者会見でも指摘したが、今の野田政権の状況は、菅内閣の末期に酷似している。 なりふり構わず、支持率を上げる材料を必死で探している。 だから、焦ってテレビ番組に出演したり、少子化担当を唐突に厚生労働大臣の所管にしたりして、ジタバタしているのだ。 リスクを恐れず、手を緩めずに攻撃すれば、必ず倒せる!(断言)

 
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