2012年4月19日:パート4

 本日の「天声人語」が、民主党の人事のお粗末さを厳しく批判している。 「失言より罪深い、あっけらかんの不適材不適所」だと。 政権を担当する可能性のある全ての政党が、胸に刻んでおかねばならない内容だと思う。 能力のない閣僚を任命することは、国益を害する。 このブログにも、「天声人語」の全文を掲載しておきたい。

2012年4月19日(木)付:朝日新聞「天声人語」

. 政治家の失言には「あっけらかん」という部類がある。「個別の事案についてはお答えを差し控える、法と証拠に基づいて適切にやっている。この二つで国会を切り抜けてきた」。そう言い放って辞めた法相がいた▼田中防衛相の国会答弁も二通りしかないようだ。「しどろもどろ」と「とんちんかん」である。昨日の衆参予算委でも、一つしか聞かれていないのに「3点についてのご質問ですが」と切り出し、委員長に注意される場面があった▼答弁に詰まる大臣に事務方が耳打ちをし、四方から資料が差し出される図は、二人羽織や千手観音に例えられた。面白うてやがて悲しき助け舟。毎度「冷や汗のパパ」を見せられる真紀子夫人もつらかろう▼憎めぬお人柄なれども、指揮官役には不向きと思われる。命がけで現場に向かう自衛隊員たちが、その顔を思い浮かべて奮い立つだろうか。野田首相は迷走ぶりを「無知の知」とかばったが、大臣が勉強するまで有事は待ってくれない▼野党がとうとう問責決議案を出した。選挙違反を疑われて「問責仲間」となった前田国交相と違い、法に触れるような所業があったわけではない。だがこの資質で地位にとどまること自体、政府あげての静かなる不祥事といえる▼外交担当の最高顧問として「害遊」する元首相といい、これでもかとツボを外した人事が、民主党には目立つ。失言より罪深い、あっけらかんの不適材不適所。任命権者に差し上げたい言葉は無知ではない。無恥である。

 野田総理には、一刻も早く2人の大臣を交代させて欲しい。


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