2012年4月15日:パート2

 昨晩、10数年ぶり(?)に、大学時代の友人たちと再会した。 場所は、渋谷の居酒屋。 地元の日程をこなし、東京駅から直行した。 店の入り口からそう遠くない個室に足を踏み入れると、懐かしい複数の顔。 その瞬間に、30年前にタイムスリップした。 

 「あ、一太が本当に来た!嬉しいなあ!ほら、7年前にこのメンバーで集まった時、急に来れなくなったろう。皆、ガッカリしたんだよ!」「お前、ちっとも変わってないじゃないか。え?髪の毛は染めてないの?」「一太君、うちの大学生の息子が一太君のブログを読んでいて、いろいろ教えてくれるのよ!」 そこからは、ノンストップで盛り上がった。 同じ話題で何回も爆笑した。(バカだ、な。(笑))

 学生時代。 毎年、冬になると、大勢の友人たちが、故郷の草津温泉にやって来た。 20人くらいで、押し寄せることもあった。 実家のホテルや自宅に泊まり、スキーと温泉を思う存分楽しんで、帰って行った。 

 映画「私をスキーに連れてって!」でブレイクする前の志賀高原や万座温泉のスキー場にも、何人かでよく出かけた。 その度に、数々の伝説やエピソードが生まれた。 真空パックにして記憶の中にしまってある場面も一杯ある。 この日、集まったメンバーで、夏の海に泳ぎに行ったこともあった。 とてもいい時代だった。

 今や、全員が50代前半。 皆、家庭を持っている。 嬉しかったのは、誰もが健康そうだったこと。 あれから30年。 それぞれのドラマを乗り越え、それぞれの道で頑張っている。 

 同県人で、親友だったM氏は、外資系の企業で活躍している。 麻布中学を卒業した(父親より優秀な)息子は、慶應大学に進学したそうだ。 相変わらず、パワフルで、人情味に溢れた熱血漢。 話が不正確で、思い込みが激しくて、デリカシーが欠如しているところも、昔のままだった。(笑)

 早稲田大学のボート部に所属していたO氏は、務めていた大手商社を辞めて起業したが失敗。 数年前に借金を返済して、元の会社に戻っていた。 将来は女優にしたいという「自慢の可愛い娘」の七五三の写真を見せてもらった。 いや、マジで女優になれると思う、な。

 NECの社員として中東に赴任していたK氏は、半導体の会社に転職していた。 大学時代の彼女とゴールインし、仲間の中では最も早く子供が生まれた。 え? 2人の息子と娘は、もう結婚したって?! もうすぐ、孫が出来るってことか!(尊敬)

 東京電力に就職したT氏も、大学生の頃とちっとも変わっていない。 アルコールを飲むと、何を言っているか分からなくなる。(笑X2) でも、やっぱり弱くなった。 ちっとも年を取らない可愛い奥さんが、学生時代と同じように、世話を焼いていた。 3歳の頃に会ったことのある息子さんは、大学を卒業して都内の金融機関に務めているとのこと。 とても優しい青年らしい。 お母さんに似たんだ、な。(笑X2)

 当時、慶応大学の学生で、テニスサークルに所属していたNさん(旧姓Tさん)は、このグループのマドンナだった。 ちょっぴり天然で、お洒落な彼女は、(今もチャーミングだけど)本当に可愛かった。 「一太君、一緒にディスコ(懐かしい響き)に行ったの憶えてる?あと、M君とBちゃんと草津にも行ったよね!」

 Nさんは、外資系の銀行に務めていた今のご主人(確か年下)と結婚して、幸せな家庭を築いた。 「直滑降ブログ」をチェックして、母親に様子を知らせてくれているという息子さんは、慶応大学医学部の学生だって。 いや、サラッと言ってたけど、超難関でしょう? スッゴク頭いいんじゃないの?!

 「一太は、あの頃、とにかく顔が広くて、友達が多かった。いろんな人が、次々にやって来るんだから!」とM氏。 あの頃の仲間と会うと、必ず同じひとの名前が出る。 「一太、結局、あれは、何がどうして、どうなったんだよ!」 もう、30年も前のことなのに!!(苦笑)  


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