2012年4月9日

 午後3時。 新幹線で高崎に向かっている。 市内で大事なミーティングが2つ。 その後は、東京にとんぼがえりする。

 午後2時からの「マンデー紅茶会見」に集まったマスコミは11社。 いつものように、共通のTVカメラも入った。 会見の冒頭、民主党の野田代表(総理)と国民新党(?)の自見庄三郎新代表(金融担当大臣)の間で結ばれた「新しい連立合意」の内容を厳しく批判した。 

「野田総理と自見大臣が署名した新しい合意の中に、消費税増税がひと言も書かれていないのに驚いた。この中身なら、亀井前代表だって署名出来るではないか!」

「亀井前代表は増税に反対したために離党し、野田総理は増税に政治生命を賭けると明言している。この時期の連立の合意に消費税のしの字も入っていないのは、どう考えてもおかしい。(怒)国民も理解出来ないと思う。」

「自見代表は、国民新党(?)が消費税増税法案(今の増税法案)に丸ごと賛成していることを強調したくないのだろうが、結局、連立合意の中身なんてどうでもよかったということ。この連立合意を読めば、誰だってこう思う。単にポストが欲しかっただけなのか、と。(怒X2)」

 自見代表の国民新党は、「クーデター新党」か、「新党・下克上」と党名を変えたらどうかとも提案した。

 紅茶会見では、野田総理が、鳩山元総理のイラン訪問を止めなかったことにも触れた。 「鳩山元総理が現地でどんな発言をしようと、必ず政治的に利用される。今、行くこと自体が国益を損ねる。そもそも、鳩山氏を民主党の外交顧問に任命したのが大きな間違い。これは、野田総理の(閣僚人事とは別の)『もうひとつの任命責任』だ!」と指摘した。

 野田総理と安住財務大臣が、「消費税増税問題にも二枚舌を使い始めた」ことにも触れた。 この点を、徹底的に追及していく、と。 野田総理との党首討論に臨む谷垣総裁については、「前回は明らかに野田総理の勝ち。今回は、ぜひ、頑張って欲しい!ぶれずに対決姿勢を貫いてもらいたい!」とコメントした。 「このタイミングでの党首会談は受けるべきではない!」とも。

 うーむ。 目も痒いし、鼻もムズムズする。 こりゃあ、相当に飛んでる、な。 いわゆる花粉って、ヤツが!

追伸:本日、参院予算委員会(締め括り総括質疑)の自己評価レポートを、参院自民党の7人の幹部に提出した。 皆さん、ちゃんと目を通してください、ね。 短く2枚にまとめてありますから。


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