2012年3月20日

 3月23日と26日の「参院予算委員会集中審議」の日程が固まった。 3月23日のテーマは「経済・財政等」だ。 3月26日のテーマは、「外交・安保等」に決まった。 2つの審議とも、NHKの中継が入る予定だ。 

 ちなみに、3月27日、28日は、参院独自の制度である「委嘱審査」が行われる。 全議員(全ての委員会の委員)に予算審議に加わってもらうという趣旨を踏まえ、幾つかの特別委員会と各常任委員会で、関連予算の質疑が行われる。 月末には日切れ法案の処理等をやらねばならない。 そう考えると、「暫定予算」は必至の状況だ。 残りの集中審議(最低でもあと2回)は、4月初めになる可能性が高い。

 3月23日(経済・財政等の分野)は、自民党から3名の質問者がバッターボックスに立つ。 磯崎陽輔氏、佐藤ゆかり氏、礒崎仁彦氏だ。 ここに、同じ会派の「立ち上がれ日本」から1名(恐らく中山恭子氏)が加わる。 自民党質疑者の持ち時間は、それぞれ45分になる見込みだ。 消費税増税、経済対策、AIJ問題等について、鋭く切り込む。

 3月26日(外交・安保等の分野)にも、次の3名(+「立ち上がれ日本」の1名)が登場する。 佐藤正久氏、山谷えり子氏、宇都隆史氏だ。 こちらも、各45分の質問になるだろう。 防衛問題では、田中直紀防衛大臣の方針や姿勢を厳しく追及する。 その意味では、強力な布陣になった。

追伸:
1.最低でもあと2回あるはずの「集中審議」のテーマについては、各党から様々な意見が出されている。 が、「震災・原発等」は、どこかでやる必要があると思う。 その時は、福島県選出で、政審会長でもある岩城光英氏に先陣を切ってもらうのが一番いい! 現場の部隊長としては、そのことを強く要望するつもりだ。 

2.参院予算委員会の質問者は、どんなシステムで選ばれているのか? 誤解がないように、(次回のブログで)きちっと説明しておきたい。

3.参院自民党に「F35」(戦略爆撃機)は、何機もあるわけではない。 その意味で言うと、法案採決で造反した西田昌司氏と礒崎陽輔氏の「謹慎」が解けたのは、本当によかった。(ホッ) 西やん、礒崎さん! 2人の政治家としての信念は分かるけど、これからは自重してください! 2人とも、参院自民党の「貴重な戦略」(=大事な存在)なんですから、ね!! 

 
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