2012年2月17日

 午後4時過ぎ。 新大阪から東京に向かう新幹線の車中にいる。 とても居心地のいい車両だけど、車内販売のカートに「温かい紅茶」を置いていないのは、ちょっと不満だ。(ガクッ)

 昼過ぎに大阪市内のホテルの会議室で行われた参院予算委員会視察団と橋下徹大阪市長との意見交換会は、スゴく面白かった。 橋下市長は、冷静で、自然体で、雄弁だった。 久々に会ったが、やはり「ただもの」ではない! この会議の模様は、改めて書く。

 「参院自民党の脇雅史国会対策委員長と参院民主党の羽田雄一郎国会対策委員長が、2月中に自民・民主の有志議員による政策勉強会を立ち上げようとしている」という未確認情報をキャッチし、その動きに対する意見をこのブログに書いた。 「直滑降」は、メディア関係者の間でも視聴率が高い。 もしかすると、脇委員長には、この件で様々なマスコミから問い合わせが入ったかもしれない。(まあ、そこまでの影響力はないか。(笑)) 脇委員長どの、ご迷惑をかけたとしたら、謝ります。 ごめんなさい! 今回のことで、嫌われちゃったかもしれない、な。 こっちは、好きなんだけどなあ。(苦笑)

 前回のブログでは、少し言葉足らずのところもあった。 その5では、自分の考えを、もう少し正確に伝えておきたい。 万一、今回の自民・民主有志議員による勉強会構想に脇委員長が関与していたとしても、そのことで、「脇委員長の野田政権に対する対決路線」が変わるとは、全く思っていない。 加えて、仮に脇氏が畑氏と勉強会の立ち上げを話し合っていたとしても、純粋に「衆院がどんな状況になろうと、参院で政策調整のシステムを作っておかなければ、政治は一歩も前に進まない」という純粋な危機感からやっていることに違いない。 そんなことは、最初から分かっている。

 が、しかし、「4月初めの総理問責可決」を視野に野田内閣への攻勢を強めていかねばならないこの時期に、参院の国会対策の指揮官である最大野党自民党の国対委員長が、与党民主党の国対委員長と相談して、両党の有志による政策勉強会を始めるようなことをやったら、要らぬ誤解を呼ぶ。 どう説明しても、分かりにくい。 え? 与野党の国対委員長が関わっている勉強会を、内々に(秘密裏に)進める?! そんなこと、出来るはずがない! 必ず、メディアで報道される。 

 外から見ると、(脇氏に限って、そんなことはあり得ないが)「一方では、民主党(野田内閣)との対決を指示しながら、裏では民主党と手を握っている」かのように映る。 そのことを心配するからこそ、「3月の予算委員会審議が始まる前に、こんなことはやらないで欲しい!」と頼んでいるのだ。 「どうしてもやるなら、政局の決着を見極めてからやってください!」とお願いしているのだ。

 超党派の勉強会が悪いなんて、ひとことも言っていない。 考えてみたら、自分だって、発足はしたものの活動の止まっている超党派(自民、民主、公明、みんなの党)の「首相公選勉強会」を、どこかで再始動しようと考えていた。 でも、今回の両党の国対委員長を巻き込んだ(?)動きは、タイミングもメンバー構成も不適切だ。(キッパリ) 脇委員長には、(自分も含めて)参院自民党の「脇ファン」をもっと大事にしてもらいたい。

 この問題に関しては、(必要があれば)次の「マンデー紅茶会見」でも、ストレートに発信する!! 

  
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