2012年2月10日:パート2

 午後1時30分。 高崎市内のレストランで「ハンバーグ定食」を食べた。 朝から精力的に市内を飛び回っている。 午前10時からは、1時間かけて「高崎市総合卸売市場」を視察した。 

 もう15年も群馬選出の参議院議員をやっているのに、高崎市が出資して作った市場の施設を見たことがなかった。(反省) 高崎にまだ「こんなに魅力的な場所」があったなんて!!(驚) 高崎の観光スポットの1つとして、もっと内外にPRしたほうがいいと思う。

 高崎市場は、全国に先駆けて第3セクター市場として開設された。 「高崎市総合卸売市場株式会社」の社長は高崎市長だ。 「山本さん、私もご一緒しますよ!」 副社長を務める市場長が、自ら案内役を買って出てくれた。 

 市場全体の年商は約175億。 大まかに言うと、青果が約100億、水産が50億、花が25億だそうだ。 中でも、花市場は全国でも10番目の規模。 量販店向けの花束作りを見学した。 群馬県ではここ以外にやっていないという独自の花市場の競りも見せてもらった。

 なるほど、施設は思ったよりずっと広い。 全国で最初に作られたというマグロの低温売り場、建物の屋根に備え付けられた(市場にあるものとしては)全国最大の太陽光パネル等々、セールスポイントはいろいろある。 毎月2回、第2、第4土曜日の朝9時から正午まで行われている「ニコニコ感謝デー」のイベントでは、市民等に市場が開放され、誰もが新鮮な食材を買うことが出来る。 感謝デーの当日は、2時間くらいの間に、約3000人が来訪するそうだ。 市場内に出店している30の店舗でも、かなりの売り上げがあるらしい。 次回は「感謝デー」の日に、足を運んでみよう。

 ただし、店舗の数は少しずつ減っているとのこと。 市場に魅力がないからではなない。 後継者がいないために、泣く泣く撤退していると聞いた。 そこで、新市長が産業振興策の一環として、市内外の事業者に新規出店の誘致を始めている。 今日、視察に同行してくれた市場長から、「あちこちで宣伝してください!」と頼まれた。 あ、そろそろ挨拶回りを再開しないといけない。 誘致のための支援プランの中身については、次回のブログで。


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