2012年2月7日:パート2

 間もなく午前零時。 東京の部屋で、パソコン画面に向かっている。 本日の参院予算委員会でも、驚くべき答弁が続出した。 明日の締めくくり総括質疑が終わったら、3日間の議事録を取り寄せ、改めて一連の「問題答弁」を指摘したい。 最も印象的だったのは、岡田副総理(税と社会保障一体改革担当大臣)の「オール後退答弁」だ。 地方公務員の人件費削減を含め、これまでの踏み込んだ発言は、全てが都合良く修正されていた。(ガクッX10)

 とにかく歯切れが悪かったのは、松原仁拉致問題担当大臣の答弁。 閣僚就任前と後で、言っていることが全く違う。(苦笑) 三原じゅん子氏の追及に曖昧な言葉を繰り返し、何度も審議が中断した。 え? 田中直紀防衛大臣は、いつものしどろもどろ状態だった。 防衛官僚による「腹話術」も続いている。 申し訳ないが、田中大臣に防衛相の責務は、到底、果たせないと思う。 問責を突きつけられる前に、辞任したほうがいい!(キッパリ)

 三原じゅん子氏の質疑(予算委員会のデビュー戦)には、キラリと光るものがあった。 取り上げたテーマは、拉致問題、子宮頸癌、ガン対策。 3つとも、三原氏が真剣に取り組んで来た問題だ。 熱のこもった、かつ真摯な口調には、とても説得力があった。 山崎力氏も、独自の視点から政府の政策の失敗に鋭く切り込んでいた。 

 この際、野田内閣の閣僚の皆さんに、ひと言、申し上げておきたい。 参院予算委員会は、常に真剣勝負だ。 テレビ中継が入ろうが入るまいが、総括質疑だろうが一般質疑だろうが、全閣僚出席であろうがなかろうが、自民党理事チーム(肉食系トリオ)は一切、手を抜かない! 他党の質問からも、目を離さない! 一般質疑だと思って甘く見たら、酷い目に遭いますよ!! いい加減な答弁を繰り返すようなら、遠慮なく審議を止めさせてもらいますから、ね!! 

 
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